こんにちは。
高浜です。
今回は前回の「販管費・カテゴリー別集計」とは少し視点を変え、
「販管費・事業部別(プロフィット部門・コスト部門)集計」
についてお話しします。
もう一度話の前提条件をおさらいしますと、この会社さんが
このような「プロフィット部門とコスト部門がはっきりしている」組織であって、
人数が20人以上の規模の場合、
販管費の使い方として
「プロフィット部門とコスト部門の内訳」について注意が必要です。
ここで注釈させて頂きますと、
「コスト部門」とは
儲けを生まない、非生産性部門とか間接部門とも呼ばれ、
たとえば経理財務、人事、総務、社長室等の部門や、
事務所の家賃や水道光熱費等の
「費用計上する際に各部門に振り分けにくい、部門横断的に発生する費用」
を一時的に集計する共通部門
のことを指します。
業態や年商規模、企業からの年数によって解釈の仕方に差はありますが、
どの会社さんとも、「できるだけコストセンター販管費は押さえたい」と願うものです。
でも願う事はするけど、実際にコストセンター販管費が掛かっているか
意外に把握できていない会社さんが多いことも事実です。
これを見て、例えば
「社長の販管費がプロフィットセンターの利益増にどれだけ寄与しているのか?」
「社長の交際費・会議費の遣い方はどれだけ社長営業として成果出してるの」とか
「管理部門の仕事のパフォーマンスはその販管費金額に見合ってるの?」
という見方をすることにより、社内に良い緊張感を生み出せます。
ただ、注意が必要なのは
「コストセンター販管費の割合が全社の○○%以上になっている事は悪い」
とは一概には言えない、ということです。
これは最初に申し上げたように
会社さんの業態や年商規模、企業からの年数によって、
販管費の使い方はは変わってくることから言えます。
では、ここで販管費を事業部別(プロフィット部門・コスト部門)集計することをご紹介しましたので、
次回は
「プロフィット部門の本当の最終利益」についてお話しします。
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