私には逃亡癖がある。
聞いたところによると始まりは3歳。
母が家事等をしてる隙に三輪車に乗って
毎日のよぉに消えてしまい
夕方になるとお巡りさんに保護されて
夕焼けを背に2人並んで帰ってくるとゆぅ光景を
母は今でもよく私に話してくる。
小学生にもなると範囲は広がり
2年生の時は、その時住んでいた三鷹から
所沢まで行ってしまったこともあった。
(電車でも1時間以上かかる。)
当時、私がその遊びにつけた名前は「まいごっこ」。
自らわざと迷子になるからだ。
知らない道を進むあの不安、心細さ、緊張感が
たまらないのである

いぃ大人になった今も変わらず「まいごっこ」を
続けてはいるものの、3歳の時からやってるもんだから
かなり道に詳しくなってしまい迷子にならない。
とゆぅのが最近の悩みの一つだった。
そこで
私は1人大阪に旅立つことを決めた。
「まいごっこ」in大阪
である。
期待に胸を膨らませ、深夜バスにて大阪へ。
翌朝あてもなくフラフラしつつ
荷物が重いので宿泊先を探し始めた。
たどり着いたのは釜ヶ崎にある
元は日雇い労働者専用の宿泊所で
今は海外からのバックパッカー等が多く滞在しており
値段も1泊2千円位なので
貧乏学生で賑わっている。
部屋は3帖程で、異常に小さいテーブル
小さい冷蔵庫、テレビ、エアコン、布団一式。
完璧である

風呂はサウナ付の大浴場があるしね
簡単な物だが、朝食も付いている。
安すぎるくらいだ。
昼まで、受付で買ったカップ麺をすすりながら
ゆっくり過ごし、午後からレンタル自転車を借り
まず1日目は観光することにした。
釜ヶ崎を一周し、若干危険な目にあいつつ
次に飛田新地。
その周辺にある、懐かしい住宅街の写真を撮っていたら
あっとゆぅ間に夕方になってしまった。
お腹も空いてきたので新世界へ。
古くて汚い小さな串カツ屋に入った。
生まれて初めての串カツ。
テレビの情報によりちょいと緊張しながら
上手いこと1回でソースをつけることに集中し
おっちゃんと喋りつつ、ビールを5杯程飲み
お腹も膨れ、初の串カツにも大変満足し、部屋に戻った。
なんと充実した1日であっただろぉ。
2日目はいよいよ「まいごっこ」の開始である。
9時にロビーで配られる食パンとコーヒーを食し
10時頃、前日借りた自転車に乗り釜ヶ崎を出発した。
方向は気分次第。
分かれ道でどっちにしよぉか迷った時は、より人のいない方
普通こっちは選ばないだろぉ~と思う方に進む。
それが迷子への近道だ。
大阪には東京と違った異文化の混ざり合いがあると
以前誰かから聞いたことがある。
確かに自転車を走らせていると
韓国の人達が住む町、中国人の人達が住む町
沖縄の人達が住む町にはゴーヤが沢山垂れ下がっていたり。
東京にも色んな国の人がいるし、大久保に行けば
韓国料理屋がいっぱいあったりするし
六本木に行きゃ~そらエラいことになっているが
またそれとも違って、なんつぅ~か
昔からそこにはこの人達がいたんだろぉ~なって感じ。
生活の匂い?
わかりにくいか!?
私も通過しただけなので、あまりよくわからないから
その辺については今後調べてみたいと思う。
そして更にひと気のない方へ自転車を走らせると
大きな川にぶつかった。
どぉ~すっかなぁ~と見渡してみると
渡し船の乗り場を発見。
全く人がいないので、ちと不安になりながらも
15分くらい待っていたら向こう岸から船がやってきた。
自転車ごと乗り込み、お金を払おうとするとキョトンとされた。
そぉ、タダなのである。
“この時代にタダでこんな大きな川を渡らせてもらえるなんて

”
と感動していると、学生が2人乗ってきた。
今も通勤通学等で使われているらしい。
船からの景色は最高だった。
昭和にタイムスリップした感じとでも言おぉうか。
船のオッチャンと話したところ
昔は渡し船も30カ所くらいあったが
今はだいぶ橋が架けられ、8カ所位に減ったと言っていた。
その日私は3カ所にて行ったり来たりしてみたよ

その後更に走っていると、カワイイ雑貨屋さんを見つけた。
友達にお土産を買い、東京から来たとゆぅことを店の人に伝えると
紅茶を入れてくれた

それを飲みながら「まいごっこ」の話をしたり
私の普段の生活の話、仕事の話等色んな話しをした。
いつも思う事だが、旅をすると、より
出会いとゆぅのはホントに素晴らしいと感じさせられる。
別れ際「絶対mieちゃん好きだから行ってみな」と
ある場所を教えてもらい、私は向かった。
そこは映画「ブラックレイン」の撮影に使われた
製鉄所がある場所だった。
数年前「工場萌え」とゆぅ
DVDがちこっと話題になっていることを
テレビの情報番組で見た時は
“マニィ~な”
などと思っていたが
実際に見てみるとスゲェ~のだ!
とにかくデカイ!
どこもかしこもとにかくデカイ!
笑いが止まらなかったよ
デカすぎて

東京に帰ってきてからYouTubeで
「工場萌え」を少し見たけど
遠くからの映像ばかりだった。
でも私が行った大阪の製鉄所は
工場と工場の間を歩けるのだ

そらもぉ~デカイよ。
遠くから見てもデカイのに
すぐ横歩けんだから

なんかデカイデカイしか言ってなくて
自分の表現力の無さにビックリするが
まぁ~ほんとデカイから
大阪に行った際は是非行ってみて下さい

そんな感動をしてるうち、気付けば夕暮れ。
帰りはすんなり行きたいので
本屋さんにて地図を買い、自分がいる場所を確認すると
どえらい遠くまで来ていた。
釜ヶ崎まで1時間半位かかったかな。
そして又
夕食を食べに新世界へ向かった。
この日の店は
新世界の外れにあるオカマのオッチャンがやってるお好み焼き屋。
カウンター席が5つ位しかない小さな店。
出てきたお好み焼きはなんとも微妙な味で
決してウマいとは言いがたいものだったが
お通しで出てきた漬け物が異常にウマかった。
漬物屋をやれば結構儲かるんじゃないかと思う。
その店の壁には、常連のお客さんや、芸能人
オッチャンの気に入った客の写真が貼られている。
私も何枚か撮られたので、今頃並んでるかな?
まぁ又大阪に行った際には確認しに行こぉと思う。
そんなこんなで私の「まいごっこ」in大阪は
とても収穫のあるものだった。
3日目は尼崎に嫁いだ友達に会い
夜まで遊び、また深夜バスに乗り込み東京に帰ってきた。
「まいごっこ」には、不安やドキドキの他、出会いや、発見がある
普段の生活に頭がキュ~っとなった時なんかにすると
何やら気持ちがリセット出来たり、力がモリモリ湧いてくる

私だけかもしれないが・・・。
まぁ暇な日にでも思い出したらやってみては如何かと

何やらとても長くなってしまったわりにつまんねかったかなぁ~・・・
もっと一つ一つの出来事を詳しく書きたいもんだが
どんだけ長くなるかわからないのでやめておく。
まぁ細かいことはそのうちてきとぉ~に書くとしよぉ。
どんな危険にあったかとか。
そんな旅も子供が出来る前だから
もぉ2年前になるが、次はいつ行けるかな・・・。
息子よ!
大きくなぁ~れ!