私が若い頃はバブル真っ盛り
音楽もテクノロジーを駆使した電子音楽が真っ盛りでした
なのでキラキラしたものが大好きな私は
アコーステックの良さが分からなかった
なのでジャズの良さも分からなかったから全くのノーマーク(笑)
でもその頃唯一認識してたのがヘレンメリルのYou’d be so nice to come home toのみ(笑)
NYの溜息と言われるヘレンのハスキーヴォイスはカッコイイって思ってた
でも歌いたいとは全く思ってなかったのよねー
それよりロックよ!ロック!!エレクトリックなバンドをバックにロックを歌いたかった
バリバリのロックじゃないけど
私は高校2年の時に聴いたリンダロンシュタットの「How Do I Make You」や「Mad love」
聴くのは難解なのとか好きだったけど
歌うのは分かり易いこういったポップロックだった
それと同時に私はリンダの「声」が好きだった
ロックスターやポップスターもスタンダードのレコーディングをしてる
ボズスキャッグスやロッドスチュアート、
ブライアンフェリーもしかりである
リンダも勿論ネルソンリドルオーケストラと3枚のアルバムを出してる
私がアメリカンスタンダード
ジャズと認識して初めて聴いたアルバム

しかし、実際jazzを勉強し始めてみるとこれはjazzではないという事が分かった
フェイクもそんなにないし
勿論スキャットもしてない
殆どがバラードだしmiddletempoの小粋なswingで歌うだけ
エラやサラなどの様なエッヂの効いたものでは無かった
でも無知な私はそれがジャズだと思ってたし
リンダロンシュタットが好きだった
彼女のtakeを初期の頃はめちゃくちゃお手本にした
原曲が分かり易いというのもあった
でも何度も言うけど私はリンダロンシュタットが好きなのだ
2022年に映画「リンダロンシュタット。The sound of my voice」を観に行った
2013年にパーキンソンを患い密かに引退してたリンダの変わり果てた姿に驚愕した
私のアイドル
心の師
キラキラと輝き浮名を流したその姿のかけらもなかった
老いは残酷だけどリンダも私と同じ人間だったのだとちょっとした安堵とともに彼女が最後に語った「大事なのは生きる事」は心に刺さった
コロナ禍で奏でる事を制限されてた時期だった事もあったけど
歌う事を辞めようと思ってた私に勇気をくれた
今どうしてるのだろう?
病気が酷く進行してないと良いけどなーと
東京から遠いリンダの住むアメリカに想いを馳せる夜
リンダのTake を聴いて「What’s New?」も「Lush Life」も「Sentimental Reasons」もレパートリーにしたんだもんね(笑)
そうそう1st Albumの「Crazy he calls me」も「I’ve got a crush on you」もそうだった
そろそろロックも歌いたいなぁ
ジャズスタンダードでない「Girl Talk」(笑)