最高のクリスマスを過ごした私達に待っているもの
それは
お別れでございます。
正確には、お別れするのはロマンだけ。
みえ子とモジャさんは、一緒にチェリーピッキングに行く。
この日の朝は、
寂しさと、ソワソワした気持ちと、
本当にこの日が来てしまったという、変な現実感がしていました。
ロマンは車がない為、
近くの町まで送っていこうとモジャさんが提案したのですが、
「バックパッカーらしくここで別れよう」とロマンが言い出し、
それじゃあということで
モジャさんは、この日のために手作りで彫った
木彫りのキーホルダー(マオリ族の守り神が彫ってあった)をロマンに渡し、
それを見た私は
慌てて、日本から持って来た浅草寺の鈴を、
さも用意していたように渡し、
それぞれが、お別れの言葉とハグをして
ロマンとさよならしたのでございます。
ついにお別れなのね。。
ロマンは、このあと北に向かうそうなので、
この後ニュージー内での再会はないであろう事は、
みんな理解していました。
この広い地球上で、
いつかまた会える日が来るんだろうかと
寂しくなる思いと、
いつか絶対に再開するんだという気持ちが交錯して、
なんとも悲しい瞬間でしたが
去り際に
「ここからだとヒッチハイクは難しそうだから、やっぱり街まで送ろうか?」
と言うモジャさんに対し
「俺は大丈夫。
車が止まるまでやるさ。
朝までだってやるさ。」
とロマンが答え、
すでに大泣きをしていたみえ子なのですが、
ロマン、最終日はやたらキザだな
と思ってしまったみえ子なのでした。
明日からはまた仕事探し!