現在通っている

宣伝会議の編集・ライター養成講座


 

現在は卒業制作に向けた

ライティング力向上の少人数クラスで

講義を受けています照れ



 

私は 瀬戸山 玄先生のクラス

クラス分けにあたっては



自分の指向や目指したい方向性で

選択することができるのですが



瀬戸山生成のクラスは

「ルポ/エッセイ系」ということで


 

今後アート関連の活動をしていくうえで

「魅せる」文章を書くスキルを

向上させたい私にピンっと来ましたウインク


 

<講師のプロフィール>

 瀬戸山 玄(せとやま ふかし) 氏

写真家、ドキュメンタリスト 


1953 年鹿児島県生まれ。早稲田大学文学部卒業。 

写真作法を若き日の荒木経惟氏に学び、 テレビ CM や短編映画の制作会社勤務の後、1980 年よりフリーに。 2000 年から、ドキュメンタリスト(記録する人)として、 文筆・写真・映像を駆使した活動を開始。 

 

 



そして

今週の宿題として課せられたお題はこれ下矢印下矢印下矢印

 

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 あなたの「好きな旅」は、どんな旅ですか。 

それを原稿にまとめ、読んだ人が友人に

紹介したくなったり、 実際に同じ旅がしたく

なるような、生々しい旅行記を書いてみましょう。

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もう5年前になりますが

アメリカのサンタフェを訪れた時の旅行記


旅行は好きでよく出かけていますが

今まで行ったなかで良かった旅先はどこ?


と聞かれた時に

真っ先に思い出す訪問地の一つドキドキ

 

この講義へ参加した目的を踏まえ

課題は全て「アート」を軸にして

アウトプットを考えているので

今回もアートを話題にできる

「サンタフェ」を選んでみましたビックリマーク








 

 

アメリカの宝石 サンタフェへの旅の誘い


サンタフェという都市をご存じだろうか。一定の世代以上であれば、巨匠篠山紀信の、かの有名な写真集のタイトルとして記憶に残っている方もいるだろうが、「アメリカの宝石」と称えられるこの都市は、偉大なる写真家の審美眼に叶っただけあって、とても美しく人を惹きつけてやまない魅力に満ちた街なのだ。
 

私が旅の目的地を選ぶ際に最も重視しているのは、「非日常」を体感できること。日常を離れ、五感のスイッチが切り替わるその瞬間を探して、年に4~5回は世界を旅している筆者がオススメしたい旅の目的地「サンタフェ」について、紹介したい。

 



サンタフェは、アメリカ合衆国のニューメキシコ州の州都である。日本からの直行便はなく、ロスアンジェルスやサンフランシスコといった主要都市から国内線に乗り継ぎ、まずは、ニューメキシコ州最大の都市「アルバカーキ」の空港にたどり着く必要がある。ここから車で1時間程度。正直、日本からのアクセスが良いとは言えないからか、あまり日本人の観光需要は高くなく、旅先としての知名度も低い。

 



しかし、このサンタフェという街は、元々ネイティブアメリカンの多くの部族が暮らしていた土地で、その経緯を辿ると紀元前まで遡るくらい、アメリカでも屈指の古い歴史のある街なのだ。その後、17世紀初頭にスペインの統治下になり、メキシコ領を経て、現在のアメリカ合衆国となったわけであるが、創設が1607年とアメリカ合衆国で2番目に古い都市とされ、数少ない長きにわたる歴史に裏打ちされた文化によって創り上げられたなんとも魅惑的な街なのである。



サンタフェの一番の魅力は、なんと言っても、その美しい街並みだろう。中近東やスペインで建築物によく使われている粘土質の土や砂、これに藁などが練り込まれた有機素材を日干しした天然建材を使用する「アドビ様式」というレンガ色の建物で統一された独特な雰囲気の街並みと、アメリカ南西部らしいカラッとした太陽の日差しと澄み切った青空との、息を呑むほどに美しい色彩のコントラストに、きっとあなたも目を釘付けにされるに違いない。

 



このような素晴らしい景観の中、街中では、ネイティブアメリカンの伝統工芸品がお土産として売られていて、そのインディアンジュエリーのターコイズブルーや、鮮やかな色とりどり原色の糸で織られた織物や小物類、魔除け用の真っ赤なチリペッパーを束ねた飾りものなど、目映いばかりの美しい色彩が至る所から視界に飛びこんできて、なんともいえない高揚感に包まれる、そんなキラキラとした至福の時を過ごすことができるだろう。




 

街中で垣間見られるネイティブアメリカンの文化や、さらにスペインやメキシコといった多様な文化が融合した異国情緒あふれる独特なこの地は、そんな幻想的な景観によって多くの芸術家を虜にしてきた。





そして、その美しさに魅せられた芸術家達がいつしか多く住み着くこととなり、今では100件以上ものギャラリーが軒を連ね、ネイティブアメリカンのものだけでなく、現代アートや彫刻などいろいろな分野の美術作品を取り扱う、アート市場ではニューヨークに次いで全米で2番目の取引量を誇るアートの街としても知られている。こんな非日常的な雰囲気に浸っていると、きっと感性が研ぎ澄まされてくるのだろうか。





アメリカの現代美術を代表する女流画家のジョージア・オキーフも、このサンタフェの自然にインスパイアされ、晩年の創作活動の場としてサンタフェを選び、その生涯を終えたという。

 



                                                                                                                    

こんな芸術家達を魅了してやまない美しい地「サンタフェ」を次の旅の目的地としてはいかがだろうか。

 

 

これがどのように添削されるのか・・・

来週の講義が楽しみです♪