先週、朝のニュースで
コーヒー50年問題が取り上げられていて
ふっと書きかけの記事が
あったことを思いだした!!
これもサイン?
とまたピンっときて(笑)
掘り起こしてみました
先日の日経新聞で
ベトナムを筆頭に
東南アジアが産地である「ロブスタ種」は
ブラジルを中心に
中南米の主要産地とする「アラビカ種」と
比較して
日本への輸送コストが半分程度で済む
コーヒーの有名な銘柄に
「ブルーマウンテン」
や
「キリマンジャロ」
などがありますが
これはいずれも「アラビカ種」
けれど
ジャマイカのブルーマウンテンエリアは
コーヒーの栽培に適した
弱酸性で雨量も豊富な土壌であることに加え
標高2000メートル超の険しい斜面の山岳地帯で
1日の中の寒暖差が平均8度以上になるため
豆が膨らんだり縮んだりすることで
その運動により豆が引き締まりコクが生まれる
さらに
このエリアを「ブルーマウンテン」と言わしめる霧が
頻繁に発生するので
コーヒーの木や土壌に適度な水分を補給する
というかなり特徴的な気候
コーヒーの栽培に最高の条件が整ったエリアで
そのお値段も破格
また
タンザニアのキリマンジャロエリアは
地球温暖化により
温度だけでなく湿度も上昇し
降雨量が減少したりと
気候が大きく変動している最中
2050年にはこの気候変動により
アラビカ種のコーヒー栽培に適した土地が
現在の50%まで縮小してしまう
そういった背景もあいまって
ロブスタ種の供給力を強化しているようだが
やはりブラックコーヒーの風味を堪能できる
アラビカ種を守っていきたい
心からそう思う
函館のお土産のハコダテマウンテン