先週、朝のニュースで

コーヒー50年問題が取り上げられていて


ふっと書きかけの記事が

あったことを思いだした!!

 

これもサイン?

とまたピンっときて(笑)

 

掘り起こしてみました下矢印下矢印下矢印


 

先日の日経新聞で

コーヒー豆市場でベトナム産のシェアが
拡大しているという記事に目が止まった


 
ベトナムのコーヒーは主に
「ロブスタ種」という品種
 


比較的栽培しやすいうえ病害虫に強く
安定的に供給しやすいので価格は安め
 

風味は焦げたような香りと
強い苦みが特徴
 


一方で
ブラジルやコロンビアが主に生産する
「アラビカ種」は高地で栽培され
甘い香りとスッキリした酸味があるびっくり
 

なぜ

「ロブスタ種」のシェアが
拡大しているのか?

 

そこには
消費者の低価格志向が背景にある様子
 
アラビカ種は
標高1000~2000mの熱帯高地で
栽培されていて大変な手間が掛かるうえ
霜、乾燥、病害虫などにも弱いのが特徴で
栽培が難しく価格も高め
 
生産にかかるコストに加えて

ベトナムを筆頭に

東南アジアが産地である「ロブスタ種」は


ブラジルを中心に

中南米の主要産地とする「アラビカ種」と

比較して


日本への輸送コストが半分程度で済む

 

一般に

「アラビカ種」と「ロブスタ種」

の価格差は
卸値で3割ほどアラビカ種が高い

 

 

ブラック派の私は
やっぱり
コーヒーの酸味や風味を
堪能したいので
 
多少お高くても
アラビカ種がいいけどラブ
 

クリームや砂糖を加えて飲むのであれば
むしろロブスタ種の強い苦みが調和して
コーヒー牛乳のような
マイルドなテイストに仕上がる

スタバやタリーズといった
コーヒーが流行して随分たつが
そういったフレーバーコーヒーには
価格のバランスもよい
 
嗜好品だからニーズにあわせて
需要が決まる
そういうものなんでしょう
 
それにしても
コーヒーの味や見た目は☕️
 
土壌
日照量
降雨パターン
風の吹き方
害虫
病気など
 
多くの要因で変わるようで
品種が同じでも環境によって
コーヒーの特徴が大きく変わる

 

コーヒーの有名な銘柄に

 

「ブルーマウンテン」

 

 

「キリマンジャロ」

 

などがありますが

 

これはいずれも「アラビカ種」

 

けれど

 

ジャマイカのブルーマウンテンエリアは

コーヒーの栽培に適した

弱酸性で雨量も豊富な土壌であることに加え

 

標高2000メートル超の険しい斜面の山岳地帯で

1日の中の寒暖差が平均8度以上になるため

豆が膨らんだり縮んだりすることで

その運動により豆が引き締まりコクが生まれる

 

さらに

このエリアを「ブルーマウンテン」と言わしめる霧が

頻繁に発生するので

コーヒーの木や土壌に適度な水分を補給する

というかなり特徴的な気候

 

コーヒーの栽培に最高の条件が整ったエリアで

そのお値段も破格

 

また

 

タンザニアのキリマンジャロエリアは

アフリカ最高峰のキリマンジャロ山の
標高約2000メートルの高地で
ここも昼夜の寒暖差が激しく降水量の多い環境
 
裏を返せば
それだけ環境の影響を受けやすい
ということであり

 

地球温暖化により

温度だけでなく湿度も上昇し

降雨量が減少したりと

 

気候が大きく変動している最中

2050年にはこの気候変動により

アラビカ種のコーヒー栽培に適した土地が

現在の50%まで縮小してしまう

 

そういった背景もあいまって

ロブスタ種の供給力を強化しているようだが

やはりブラックコーヒーの風味を堪能できる

アラビカ種を守っていきたい

心からそう思う爆笑



函館のお土産のハコダテマウンテンラブ