更年期障害、特にホルモンの低下による症状というのは、普通の人は

50才くらいから出てくるそうですが、私は普通の人より遅く始まって

これからなんだそうです。


ちょうど一年前に15年飼っていたシーズー犬が亡くなり、同時に

閉経でした。

その頃から急に暑くなったり汗が出たりが頻繁に起こるようになり

ああ、これが噂のホットフラッシュか。と、その時は割と平気だったんです。


それから息子の結婚式とか孫の誕生とか、息子が異動で引っ越しとか

4人もいれば満載なイベントは続き

仕事でも大変なことが起こり、3カ月間は生きた心地がしない日が続

いていました。


そんなこんなで、頑張ってこなしてきたけど精神的にはかなり疲れて

いたんだと思います。

自分に無理していたんでしょうね。

急に体が動かなくなったんです。

気持ちはあっても身体が重いんです。

年末の忙しい時に、お正月の準備とか、帰省してくる子供たちにやって

あげたいことが沢山あるのに、何にも出来なかったらどうしよう・・・って

本気で焦り病院に行きました。


めまいも頻繁にするようになっていて、めまいはその前に心療内科に

行ったんですよね。

あんな敷居の高い病院に頑張って行ったのに、出された薬は

自律神経のお薬で、飲むとめまいが酷くなったので止めてしまいました。


それで次に行ったのは女性外来。

先生にいろいろと話をきいてもらっていたら、恥ずかしながら我慢して

いても涙が出てきて止まりませんでした。

きっと抑えていたものが溢れてきたんでしょうね。


そこで先生に、今までのようにきちんと完璧にしようとやっていたら

大変なことになるよ。その考え方を変えないとダメだと。。。

きっと自分の能力の限界を超えたことを頑張ってやっていたのかも

しれません。

それから、漢方薬を処方してもらいました。


それまでは、仕事を溜めるのが嫌で早め早めにやっつけてしまったり

掃除もいつ誰が突然来ても大丈夫ないようにきれいにしていないと

気が済まなかったり、結構完璧にやっていたんですが

それをやめました。

掃除なんてしなくても死にゃしない、仕事も溜めていても誰も怒るわけ

じゃないと思うようにして、今ではかなりぐーたらにやっています。

漢方薬も私にはとてもよく効いて、楽になって行きました。


そうそ、うちは息子ばかりで娘がいないから、お嫁ちゃんの手前

一生懸命だらしない母を見せないようにしていたような気がします。

なにやってたんでしょうね。

これから老いていくのに、そんなことじゃこの先身体が持ちませんよね。





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我が家はマスオさんの主人と二人で自営業をやっています。

家族は他に米寿を迎える実母がいます。

(三姉妹の末っ子なんですけど、なぜか家業を継ぐことに・・・。)


4人の息子たちがいて、二人は結婚してあと2人は独身でまだまだ

駆け出しの社会人。

みんなバラバラで、新幹線で2時間から5時間かかる遠いところ。


今日は長男が足の甲を骨折してると人伝に知りました。

大したことはないので、心配かけないようにと言わなかったのだとは

思いますが、聞いてしまったからには心配してしまいますよね。

運転も仕事もしているようですが、大丈夫かなぁって取り越し苦労を

してしては疲れてる自分がいます。


心配しても私に何か出来るわけでも助けを求められているわけでも

なく、本人は大丈夫だと言ってるし、なんといっても若いし

奥さんもいる・・・。

心配ないじゃない!


余計な心配をしては自分が疲れてるだけなら心配しない方がいいよね。

今までは子供に少しでも何かがあると、本気でどうしてやったらいいん

だろうと考えてきたけど、そんなこと何にもならないのかもしれない。


考えるより行動?それも最近は体力が衰えて前ほどできなくなって

しまってる。


今日は、それに続けて、末っ子が電話をしてきた。

何か困ったことがある時だけ電話をしてくる息子。

(みんなそうなんですけど)


賃貸マンションのお風呂から水漏れするから工事のため部屋を移動

してほしいと言われたらしい。

本人は仕事が忙しくて引っ越しなんてできないと言う。

だけど仕方ないだろうから移動するしかなさそうだ。

不満でもなんでも我慢して引っ越しさせるしかない。

本人が自分で解決していかなければいつまでたっても子供のまま。。

それは困るけど

やっぱりどうしたらいいか一緒になって本気で考えてる自分がいる。

これって子供の成長を邪魔してるのかも?。


高校卒業をしてから全員が1人暮らしを始め、最初は毎日どうしている

かと心配していたけれど

そろそろ安心できるように頑張ってくれますようにと願うばかりです。



こうやってブログ書いてると、自問自答しながら、自分の中でいろいろ

と解決していけるかもしれない。



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時々読んで自分に言い聞かせるために貼り付けておきます。

女性外来の先生にも言われました。

「更年期は思春期とおなじだから、過ぎればつきものが取れたようにスッキリするから」と。

その日が来るのを、もがき苦しみながら時に楽しみながら待つことにします。


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ユングは、ミッドライフ(中年)において人は、大切な人生の転換期を経験すると考えました。

この変化の時は“40歳から70歳にかけてのある時点”で訪れると言うこともあります。

子供から大人になる思春期に危機が訪れるのと同じように、人生の後半に到達するときにも危機が訪れます。

人生の前半に無視してきた問題や義務や欲求が、この時期になって現れてくるのです。

たとえば今まで価値があったものに対して価値を見いだせなくなったり、今までの生き方に関心を失い始める、といった形でこの危機はやってくるかもしれません。

あるいは、突然、原因不明の身体的症状に悩まされるかもしれません。

いずれにしろ、この時期に問題や症状が生じたら、それは新しい自己実現のための病だと考えられるのです。

これに直面しないでいる限り、その問題なり症状なりに、悩まされ続けることになりますが、勇気を持って立ち向かい、これを乗り越えると、それは新しい可能性や創造性への飛躍につながります。

したがって、「中年の危機」は意義深い停滞と言えますし、またこの危機はきわめて「正常」なものであるとさえ言えます。


偉大な創造的な仕事をした人は、中年において重い病的体験をし、それを克服した後に創造活動が展開されるというのです。

この考えは、他の学者によっても多くの跡づけがなされ、中年における身体的病気や思いがけない事件などもそのような意味を持つことが明らかにされました。

この「危機」を乗り越えようとする過程で多くの人が体験することのイメージとして、「夜の海の航海(night sea journey)」があります。心が暗闇の中にあって、出口の光が見えず長らく低迷する状態です。しかし、航海がそうであるように、いつかは闇の世界から脱出する時が来ます。



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自分を本当に理解できるのは自分だけです。他人の人生と比較するのをやめる、ありのままの姿を受け入れることが大切です。これまでの生き方でプラスになった部分を書き上げてみて、自分を客観的に見つめなおしてみるのもよいかもしれません。


大切なのは、他人の情報に振り回されるのではなく、意識できていない自分の本音や不安に気付けるような心の状態に、普段からしておくこと。そして、動揺したり、心が落ち着かない時に、それをなかったことにするのではなく、「なぜ」と自分に問うクセをつけておく必要がありそうです。簡単に答えは出ないかもしれません。しかし、自分と向き合う姿勢が自分に対する安心感を生み、そしてミッドライフクライシスの出口へと導いてくれるはずです。


そもそも完全な人生なんてない。。。



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