フリスタの感想というか
フリーに感じたことをつらつらと
以下
内容でいろいろな感情になってしまったら
申し訳ありませんが・・・
二年前のGW
まだお会いしたこともないお友達から
あるメールが届きました
外出中で 連絡先もまったく知らない私に
手立てを尽くしてくださり届いたお誘い
京都のお寺での 小さな作品展
お友達は
お誘いすることにもとても心遣いをされておられました
例えば 遠方ですぐ駆けつけられない方
お仕事など多忙で都合がつけられないであろう方
そのような方に 作品展のお知らせをして
かえってお気持ちを乱しては申し訳ない、と・・・
そんな風に
ひっそりと開催された作品展
まず入り口で靴を脱いで 畳の部屋に上がり
数少ない作品を ひとつひとつ見ました
そのあと はじめましてのお友達と
ずっとお寺の縁側に座ってお話していました
縁側は
ちょうどふんどし坊やの絵の後ろにありました
その絵を背中に感じながら
五月晴れの麗らかな日差しの中で
流れる時間もゆっくりで
最後にもう一まわり作品を見て
とっても美味しいアイス珈琲を飲みながら
またおしゃべり
アットホームな喫茶コーナーも
長机が並べられただけのシンプルなもの
その空間と作品と
すべてが一体となっていて
とても思い出深い
作品を生み出す時
自分の中からあふれ出すものを
そのまま描き 創作するのだから
「このような空間に見合うものを描いてください」
というオファーでない限り
空間と作品をマッチさせることって
とても難しいことなんだろうな
としみじみ感じました
たくさんの美術館を知ってるわけでもなく
数少ない経験からの拙い感想です
先日 訪れたばかりの原美術館の空気感
ひろしま美術館で ゆっくり長椅子に腰かけていた時間
ラリックのためだけに造られた 山間のしずかな美術館
マイセン300年の歴史展
兵庫陶芸美術館 木のフロアを歩いた質感とか
とても心に残っています
なので空間描写がものすごく伝わってくる物語に惹かれるのかも
春樹氏の「ねじまき鳥クロニクル」
主人公の妻が閉じ込められたホテルの一室
小川洋子さん「ホテルアイリス」のうらぶれた港町
「薬指の標本」の標本室
宮本輝氏「星々の悲しみ」の小さな喫茶店
すべて情景やその匂い、質感までも伝わってくる
例えば嵐・国立のライブでも
その時に感じた夜風や月や
そんな景色と一体となって
印象深く心に残るんだと思います
フリスタ東京
ゆったりとした空間でした
人数も限ってくださってて
自由に作品と作品のあいだを行き来でき・・・
少しでも多くのファンに作品に触れてほしい
というベストな形だったと思います
映像で見せる作品ありましたね
ほんとうは限られた室内を飛び出して
あんな風に展示するのが
彼の願いなんだろうなあ・・・って
生み出した作品に合う空間は自然の中かなあ
という感覚
なので フリスタ画集にもある
富士山バックに雑木林のなかにぽつんと置かれたオブジェ
大好きです
うわっ こんなところに何かあるぞーーーみたいな
見せ方
やはり 大野美術館 造ってほしい
来週あたり 「若冲・蕪村展」に行ってこようと思ってます