先日のお稽古では、お茶会当日に使うお茶碗でお稽古させていただきました
当日の主茶碗は、写真左の織部茶碗です
こんなお茶碗でお稽古だなんて、緊張です
こちら、どちらも織部茶碗ですが、左は、織部黒
そして、模様が入っている右のは、黒織部
黒の織部茶碗で、模様が入っている場合は、「織部」の前に「黒」が付きます
この黒織部のお茶碗、今までのお茶会でも何度か使っているのですが、このお茶碗、
一度、美術館に飾られているお茶碗なんです
お茶碗の所有はもちろん先生なんですが、美術館の方が、このお茶碗を飾りたいから、
貸して欲しいと言われ、お貸ししたそうです
そんなすごいお茶碗なのに、主茶碗ではなく、3客目に使うというなんとも贅沢なお茶会です
これもまた美術誌に載っているもので、尾形乾山のものです
乾山のお兄様は、『風神雷神図』で有名な尾形光琳です
このお香合は、1年12か月の絵を書いた12種類のうちの1種類で、木藤の絵が描かれています
藤なので、ちょうど今の時期のお茶会で使えます
お香合の蓋をあけると、中は↑のような感じです
表の絵は、12か月ごとの絵が描かれていますが、中は全部こんな感じだそうです
いよいよ今週末となったお茶会ですが、お着物は何にしようかまだ悩み中です