先週の日曜日は、大阪 鶴屋八幡本店にてのお茶会でした
昨日の記事にもさせて頂きましたが、ホントにホントにバタバタと忙しく、疲れたお茶会でした
今回は180名ほどのお客様がいらっしゃったので、1席20名ほどで、9席のお席で、また2服ずつでしたので、
お菓子やお茶のお運びが大変でした
なので、写真をほとんど撮れなかったんですよね。。
ということで、お写真はありませんが、お茶会の様子を
まず、来たお客様がお席に入るまでの間、寄付(よりつき)にて、お待ちいただきます
寄付の床には、森寛斎筆の「ほととぎす図」と兜を飾りました
そして、本席の床の間には、宗旦の掛け軸を
宗旦は茶の湯を築いた千利休の孫であり、宗旦の次男は、武者小路千家、三男は、表千家を
四男は裏千家を築いた人なんですよ
詳しくは、Wikipediaをご覧下さい → ★
掛け軸をはじめ、今回のお茶席のお道具は、桃山時代~江戸時代のものをすべて揃えています
釜は、桃山時代のもので、水指は江戸時代の古伊万里平です
そして、お茶杓は、少庵 作のもの
少庵は千利休の養子であり、先ほど記事に書いた、宗旦の実父なんです
お茶碗は、お正客より、李朝時代の井戸脇茶碗、次客は、明時代の呉須 荒子磯
3客目が、桃山時代の黒織部のお茶碗です
今回は、末客の方まで、箱書きのあるお茶碗を取り揃えました
なので、お客様全員がお茶碗を楽しめるお席になりました
主菓子は、もちろん鶴屋八幡のお菓子を
お菓子名は、「母日花」と命名
お茶会当日は、母の日ということもあって、カーネーションに見立てたお菓子を準備
お干菓子は、たねや のものです
鮎と波を形どったお干菓子です
お干菓子器は江戸時代のものだそうです
他にもたくさんの貴重なお道具を揃えていたので、お客様は皆さんお道具を見て、楽しんでらっしゃいました
これで、またお中伝のお稽古に戻ります
次のお茶会は11月なので、それまでの間はお中伝のお稽古に勤しんで、早く次に進みたいな