ヴェルサイユの広大な敷地の中には 宮殿の他に、美しい庭園と二つの離宮があります
まずはとても美しい庭園を
こちらの庭園は 造園家アンドレ・ル・ノートルによって設計され、ルイ14世の
お気に入りだった庭園です
排水路・木立・運河・花壇等を見事に配し、遠近法を用いたフランス式庭園の
最高傑作といわれているそうです
夏には噴水ショーも行われているそうです
こちらは宮殿の横にある幾何学模様の庭園です
夏にはキレイなお花も咲くみたいですよ
手入れが行き届いた見事な庭園は見ていて、落ち着きます
宮殿で興奮しきった心を落ち着かせてくれるようです
フランスの人は庭園に散歩にきたり、ピクニックに来る人が多いみたいで、
憩いの場となっています
この広大な敷地内はとても歩けないので、プティ・トラン(小さなバスみたいな感じ)や
馬車で移動することが出来ます
もちろん歩いて移動する方々もいらっしゃいますが、私たちはパス
プティ・トランに乗って、マリー・アントワネットが愛したプティ・トリアノンへ
こちらはルイ15世の愛人 ポンパドール婦人の発案で立てられた離宮
その後、マリー・アントワネットのお気に入りとなり、さらには近くに田舎家まで
作らせています
宮殿内の写真はありませんが、マリー・アントワネットらしい可愛い宮殿です
寝室はバラの模様が描かれたベッドやソファー等、アントワネットゆかりの品々が
展示されています
ヴェルサイユ宮殿の煌びやかな感じはありませんが、白とピンクを基調としたお部屋は
とても可愛らしく、ここがマリー・アントワネットのお気に入りになったのは納得です
窮屈なヴェルサイユ宮殿から抜け出し、ここに安らぎを求めたのしょうね
この小さな庭園の横には教会もあります
そしてこちらの敷地には 田舎家も建てられています
自然回帰の思想に影響されたマリー・アントワネットが造らせた農村と田舎家です↓
そしてこちらは マリー・アントワネットが愛人と会ってたとされる愛の神殿
プティ・トランに乗り、次の場所 グラン・トリアノンへ
グラン・トリアノンはルイ14世が愛人マントノン婦人や王子達家族との静養のために
滞在した建物で、ローズ色の大理石で出来ています
マンサールによる設計のイタリアン様式の建造物です
時間の都合上、中を見学することは出来ませんでしたが、中央に見える
長い廊下、柱廊が有名みたいです
ヴェルサイユはフランス絶対王政時代の象徴らしく、どこも豪華絢爛です
フランスの最も輝かしい時代を象徴する宮殿です
そして華やかな宮殿の生活・厳しいしきたりに疲れた心を癒してくれる庭園や離宮
見所いっぱいのスポットでした
1日ゆっくりと時間をかけて見たい場所です