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浅いい感じ

昼寝とご飯とスラム街をこよなく愛する
わたくしの平和的ブログ

楽しかった旅行も最終日・・・。


と言っても、ホテルの出発4:30、

フライト6:30ですからほぼ移動のみの最終日。


滞在中、楽しかった思い出ばかりですが、

食事がやはり予想通りに肉肉肉しかったために

私の胃腸がかなり疲労している。


すごく美味しいんだけどね、羊も牛も。

(特にモモとか。羊の石焼も美味でした)


でも普段日本であんまり肉食べないから、毎食肉だと

胃腸がカルチャーショックを受けた様子です胃袋くん

昔は何をドンだけ食べても、胃も腸も平気だったのになぁ。歳か。。。


一緒に来なかったベジタリアンの友人の判断は賢明でした。


搭乗手続き後、余ったお金で

ラクダのキーホルダーと小銭入れを購入。

空港内のお店でも、そんなにバカ高くないのがモンゴルらしくて嬉しい。


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あぁ~、こんな大草原にまたいつか来れるかなぁ。

それより、地球上にこういう場所がずっと残っていられるかなぁ。


360度見渡す限りの草原と、その中でたくましく生きている遊牧民の家族の暮らしが

守られていきますように。


さよならモンゴル、

さよなら、肉だらけの一人旅。


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お世話になったツーリストキャンプに別れを告げ、

また1時間半ほど激しく車に揺られながら

ウランバートルに戻ってきました。


今日は1日市内観光の日。

「いっぱい回るところがあるから大変よ!」とゾロが言う。

ガイドと言っても、同年代の女の子だから

なんか外国に住んでいる友達の所に遊びに来て、案内してもらってるみたいな感じ。


まずはウランバートル中心の広場から。

銅像を中心にした広場の周りには、チンギス・ハーンの居る記念館、オペラハウス、郵便局などなど。

公共施設のはずだが、郵便局の壁にはでかでかとコカコーラが・・・。

つい最近まで社会主義国だったんじゃ?


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本日の観光コースご紹介

1.自然博物館

   →目玉は南ゴビ砂漠で発見された恐竜の化石


2.チベット仏教のお寺

   →目玉は観音像


3.モンゴルのラスト・エンペラーの住んでた皇居跡

   →目玉は、ユキヒョウの毛皮を30頭分くらい使って作ったゲル

    (いつぞやの王子が生まれたお祝いに作られたらしい。

    ゲルなのに、晴れの日しか外に出さないというぜいたく品)


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4.市場

   →目玉は、羊の頭が丸ごと売ってる肉売り場。


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5.市内が一望できる高台

   →モンゴルとロシアの友好のモニュメントがあります。

    寒すぎて、上ってすぐに降りてきちゃったけど・・。


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そして、一番最後に一番すばらしかったのが、、、

モンゴルの、いや世界の芸術ホーミー!!


のどから出す笛のような声、しかも一人の人間の喉から

二重に音が出たりするからもはやアンビリーバボーですえー


第22回南ゴビ選手権優勝チーム、みたいなのが出てきて、

馬頭琴弾きながらホーミーを披露された日には

もうぽかーんと聞きほれてしまいました。


いったい、何だって一人で二重奏できるんだろう・・・うーん恐るべしモンゴリアン。








今回のメインテーマの一つである
「草原を馬で駆け巡りたい!」を実践するときがついにやってきた。

子どもの頃に読んだ絵本「スーホの白い馬」の世界のように、
モンゴルは言わずと知れた騎馬民族、
遊牧民はもちろんのこと、ほぼ大体のモンゴル人は今でも
馬を自然に乗りこなすことができるらしい。

私のガイドのゾロさんも、ウランバートル市生まれの都会っ子だが
当然のように馬に乗れる。

今日は一日乗馬で体験の日。
朝食の後、イギリス人カップルとガイド2名、遊牧民2名と共に
午前の乗馬ツアーを出発!

実は、日本で乗馬レッスンを受けたことがある私だが、
万国共通かと思っていた馬の乗り方にも多少のお国柄があるようだ。

例えば、日本の馬は、馬体のおなかを蹴って、前進させるが、
モンゴルの馬は「チュー」と言えば動く、とか。

だいたい狭い馬場を、規則正しく歩かせたり走らせたりする練習ばかり
していたので、なんだか自由奔放なモンゴルの馬にやや閉口。
私が乗った奴は、ずっと前の馬のお尻に自分の鼻水をなすりつける事に
情熱を燃やす厄介な馬で、普通そういうことされると前の馬は
非常に嫌がるものだし、トレーナーがやめさせてくれるのだけど
誰も気にせず、なんかやたらと密集して走ったりするのが面白い。

ひたすらに走り続けること1時間以上・・・・

草原の向こうに、なんか像が見えてきました!

どでかいチンギス・ハーンがひらめき


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草原と山しかないところに、なぜこんなものを建ててしまったのか

(まだ建設中らしいが)よくわかりませんが、とにかく巨大。


ゾロ曰く、ツーリストキャンプに宿泊する外国人観光客向けに立てられた

展望台?だそうです。


一度ランチの為にツーリストキャンプに戻り、ちょっとお昼寝。


午後も同じく、ひたすら草原を走る。

モンゴル流乗馬にもだいぶ慣れてきた。


で、途中何も無いところで止まるので、「?」と思っていたら

ゾロがその辺の草をむしり始めましたびっくり


その草、嗅いでみるといい匂い。

乾燥させて、火をつけてお香のように使うんだそうです。

遊牧民は今でも使っているし、この匂いのシャンプーとかもあるんだって。


ということで、黙々と草をむしる女二人。

待たされる馬とガードマンは超退屈そうなのでした。


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さすがに1日中馬に乗っていると、お尻も痛くなる。

夜シャワーを浴びて、痛っ?なんかしみると思ったら・・・

お尻の皮が擦りむけてた・・泣