女性の体は何かが足りない
このままでは完成されない
大切なものが欠けている
それは体に作られた穴のせい?
それは生い立ちのせい?
それは感覚のせい?
何かで埋めたい
満たしたい
欠乏感は狭い愛にもすがりつく
男性の体
忘れている大事な何かを秘めている
それは私を満たせるの?
私を包み込む大きな体
全てを見透かすような瞳
男性を包んでいるのは女性
女性を体ごと包んでいるのは男性
二人が混じり合う時、
二人の体は完成する
足りない感覚はこの為にあった
これを知る為の手がかりとして
記憶の底に沈んでいた
無いものが在るに変わる瞬間
在る為には無いが必要だと気づく
足りない体が女性を現すのではなく、
そのままの姿が完成された女性
合わされる体の未知なる愛に
全てが愛おしく
周りを見れば、私を満たしてくれる
たくさんのものが見えてきた