こんにちは、みぃです。
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』クリアしました\(^o^)/
こちら、2月の「NintendoDirect」でチェックしていたソフトです。
前にもチラッと書きましたが、暑くなってきたし、ホラー系でもプレイして涼しくなろうかな~、と思って始めたら止まりませんでした!
それではさっそくざっくり感想いきたいと思います!好き勝手に書いておりますのでお気をつけ下さいませ(^o^)/
以下ネタバレ注意!!
ざっくりあらすじ
舞台は昭和後期の東京都墨田区。
そこに実際に伝わる怪談、本所七不思議にまつわる呪いの力を得た世代様々の男女9人が、呪主(かしりぬし)となって死んだ人間を生き返らせることができるという「蘇りの秘術」を手に入れ、それぞれの目的を叶えるためにデスゲームを巻き起こしていくホラーミステリーアドベンチャーゲーム。
ざっくりシステム
画面内のチェックポイントを、カーソルでクリックしていくタイプのアドベンチャーゲーム。
基本、ポイントをひととおりクリックしたり、会話をしたりすればストーリーは進むかと思います。
所々それだけでは詰まる箇所もありますが、バッドエンドになっても手前からやり直しができる親切設計。プラス案内人がヒントもくれるので難易度はそう高くないかと。まあ、私は攻略サイトを見つつプレイしたので偉そうなことは言えませんが。笑
ストーリーは何人かの視点で同時進行していき、ある人物の行動が他の人物のストーリーに影響をあたえたりもする、例えるなら『街』や『428』みたいな感じ。ザッピングシステムですね。そこまで複雑に絡み合ってはいないので初心者でも安心。
ストーリーチャートもあるので、エンディングの回収も楽です
そしてこのソフトの1番の特徴が、360℃ぐるっとシームレスで画面を見渡すことができること! なので臨場感があってより恐怖を感じられると思います。
ざっくり総評
いや~、なかなか面白かった!
シナリオといい、キャラクターといい、音楽といい、やりますなスクエニ!
これでお値段¥1980とか採算取れてるのかもはや心配になるレベル。もうちょい高くても私買うよ??
まあ、お値段的にプレイ前からボリュームはないんだろうな~とは思っていたら案の定でしたが、話はきちんとまとまっていたし、満足です!時間がない時でもサクっとできる。
シナリオはもちろんなのですが、キャラがよい!!出てくる人達どれもこれもが個性的。中には胸糞悪いヤツもいますが
でもそんなヤツがいなきゃデスゲームなんて起きないよね。笑
キャラデザもゲームの雰囲気に合っていて。ほの暗くて昭和レトロっぽい。
そして呪主のみなさん、基本ペアで行動してます。何気にバディ物。ペアによって関係性は様々で、そのやりとりも楽しかったです!
音楽もよくてですね!なかでも刑事ルートで流れる曲が「太陽にほえろ」みたいな懐かしの刑事ものっぽくてテンション上がりました⤴️って言っても若い世代は知らないのか…?伝わってこの思い。
ジャンルはホラーアドベンチャーですが、私はそこまで怖さは感じませんでした。どちらかというと、視点移動後のドッキリ演出の方にビクッ!となってた気が。笑
まあ、ホラー好きな私の感覚なので一般的な感覚とはズレてると思います(^_^;)
ここからキャラ感想。とりあえずは主要な方だけ。
主要人物ざっくり感想
興家彰吾(おきいえしょうご)
「置いてけ堀」の呪主。能力は自身の目の前から立ち去る者を溺死させる。
恋人募集中の24歳会社員。
主役だと思っていた彼が死んだところから本編がスタートするのでビックリですわ。ラストで「あ~ね」って納得。はいはいなるほどそういうことですかと。
実は土御門晴曼(つちみかどセイマン)という陰陽師の子孫。プレイヤー(自分自身)=晴曼の精神だったという展開にしてやられましたよ。
福永葉子(ふくながヨーコ)
興家くんのペア。かわいい顔してなにをかくそう、呪いを復活させた黒幕。
彼女も実は蘆乃(アシノ)という陰陽師の子孫で晴曼とは過去に敵対関係にあった仲。
どうせラストで興家くんと付き合っちゃうんでしょ~?と乙女ゲーム脳だった自分に説教したい。そんな甘い展開一切なかった!!
志岐間春恵(しぎまはるえ)
「送り拍子木」の呪主。能力は火もしくは発火器具を持っている者を焼死させる。
息子を誘拐された末に殺されたという、とんでもない重い過去をお持ちの有閑マダム。
息子を生き返らせたい気持ち、私も親として分かりすぎてツライ…。
あやめに言われた「息子を生き返らせるのは、息子のためじゃなくて自分のためでしょ」的なセリフは刺さるものがある。
櫂利飛太(かいリヒタ)
マダムのペア。元警察官の私立探偵。
怪しさ大爆発な外見だけど、とても紳士でした。そして異常な程の鳥好き。
駄菓子店でなめどりシールに喜ぶ姿はどうみても小さな子供。それを生暖かい目で見守るマダム。笑
津詰徹生(つつみてつお)
「落葉なき椎」の呪主。能力は自身に対し虚偽の発言で欺いた者を縊死させる。
なんといっても1番の推し。ボケもツッコミもこなす警視庁捜査一課のベテラン警部。強面だけど頼まれると断れないとか甘い物好きを隠してるとか(バレバレらしいが)、かわいすぎだろ。
《心霊対策室》とか『流行り神』を思い出す設定。そういやもうすぐSwitch版発売だ\(^o^)/
襟尾純(エリオじゅん)
津詰警部のペア。というか部下。捜査一課の若手刑事。
鋼のメンタルを持つポジティブお化け。
津詰警部に憧れて警官を目指したという割には全然敬意が感じられなくて笑える。
津詰警部との会話はもはやコント。
坂崎約子(さかざきやっこ)
「馬鹿囃子」の呪主。能力は自身の姿を見られずに呪影の発するお囃子の音を30秒間聞き続けた相手を転落死させる。
実家が駄菓子店の高校2年生。ちゃきちゃきの江戸娘。
美智代ちゃんに憑りつかれてたので、前半と後半でキャラが若干違う印象。もうちょい早く江戸娘やっこちゃんが見たかった。
黒鈴ミヲ(くろすずミヲ)
やっこちゃんのペア。推しその2。
笑った顔がハンパなくかわいい。守りたいその笑顔。
首都圏各地の学校内で起こる様々な霊的事件を秘密裏に解決してるバリバリの霊感少女。そっちの話も詳しく!
《心霊対策室》はバイト代くらい出してあげて下さい。
並垣祐太郎(なみがきゆうたろう)
「足洗い屋敷」の呪主。能力は呪影の発する「足を洗え!」という声を聞いた者を踏み潰し圧死させる。
典型的なお坊ちゃま。見た目からして小者感満載(ヒドい)。推理物だとすぐ殺されるタイプ。やっぱり早々に呪詛珠回収されてた。笑
灯野あやめ(とうのあやめ)
並垣くんのペア。美大生。
「津軽の太鼓」の呪主。能力は自身に対する隠し事が発覚した者を殴打死させる。
どうあがいてもサイコパス。なんなの?怖いよこの娘
葛飾北斎を現代に生き返らせるために、悪びれもせず呪詛を行使していくとか。ゴメン、意味がわからない。芸術家ってそういうものなの!?
新石英樹(あらいしひでき)
「消えずの行灯」の呪主。能力は呪影の発する暗闇の中に閉じ込めた相手を割腹死させる。
やっこちゃん達が通う高校の非常勤講師兼郷土史研究家。
彼も怪しく見えて只の小者。そしてさっさと呪詛珠回収されるのも並垣と同じ。笑
葦宮誠(あしみやまこと)
「片葉の芦」の呪主。能力はその時点の顔・住所・氏名・年齢・職業・所在地のすべてを知る相手の手足を切断して失血死させる。
やっこちゃん達が通う高校の公務員。
過去に虐殺事件を起こしていて、最近出所してきたゲス野郎。本名は根島史周(ねじまふみちか)。サイコパスその2。
やっこちゃんの学校、こんなヤツばっかだな!
ビフォーアフターが変わりすぎてて分かんかったよ。言われれば目元は変わってないかも。
蝶澤麻由(ちょうざわまゆ)
「送り提灯」の呪主。能力は呪主となった者を当人のもつ呪いの死に方によって死亡させる。
元No.1レディースの美容師。キレイなお姉さん。
婚約者が殺されてるのに、そこで「蘇りの秘術」に頼らず呪詛珠を放棄できる強い女性。さすがです姐さん。
白石美智代(しらいしみちよ)
このゲームの1番の被害者だと思う。かわいそすぎでしょ!!周りの大人達がクズすぎる。そしてひき逃げした並垣は絶対許さない誰かに助けを求められていたらと思わずにいられない。来世では幸せになってね。
はい、 ざっと挙げるとこんな感じです。
ね?濃いでしょ?さっそくプレイしたくなったでしょ?
本当はもっといろいろ書きたいのですが、文才のない私には無理でした\(^o^)/
もう実際にプレイして確かめて(丸投げ)。
たぶんこんな人にオススメ
・ホラーアドベンチャーが好きな方。
・短時間でクリアできるゲームをお探しの方。
・昭和レトロな雰囲気が好きな方。
…と、こんな感じですかね。
気になりましたらぜひプレイしてみて下さい!
お付き合いありがとうございました