こんにちは(^^)
パートナーシップカウンセラーの
小野澤雅美です。
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先日、
祖父が亡くなりました。
96年の生涯でした。
祖母も
亡くなったばかりで
四十九日の法要も待たずに。
そんなに
一緒に居たかったのかな。
今頃は、
先に旅立った
私の母である娘と3人で
積もる話をしているのでしょう。
母が亡くなった時の
祖父母の落胆ぶりは、
今も目に焼き付いて離れません。
親より先に
子どもが先立つ事は
本当に最大の親不孝だと、
その時、身をもって思い知りました。
今は、
長女である私の母と、
また家族の一歩を再現しているかも。
そう思うと、
何だかほっとして、
卒業おめでとう!
という気持ちになれます。
叔父が読んだ
祖父母の弔辞を
改めて読み返し、
2人の歴史を感じると、
『ああ、
やっぱり人は、
自分が思った通りの
人生を生きるんだな』
そんな
気づきがありました。
大正生まれの祖父。
17歳の時には志願し予科練に。
電波隊の
レーダー技術者になった祖父。
あの戦艦大和と
並走した『蔦』に乗船。
ところが
整備不足があり引き返す。
その後
大和は総攻撃を受け撃沈。
また、
祖父の兄は戦死。
まさに
生と死の狭間を経験し、
終戦を迎えた事になります。
戦後は、
亡くなった
兄の命も背負い、
大家族を支える為に奮闘。
そして、
祖母との結婚後は、
工業化の時代に乗り
製材会社、電子工場を起業。
そして
町の発展の為に
自分に出来る事を。
そんな思いで
色んな活動をしていた様です。
私が
長期の休みに
祖父母に会いに行き
その時に目にする祖父は、
いつも
将棋盤に向かい
難しい顔をして
客人と対局している姿。
そして時々、
「おい。」
と呼ぶ声。
それに応え、すかさず、
お茶とお茶請けを出す祖母。
私が目にしていた祖父は、
気難しくて怖い頑固者の一面が主。
ですが、
叔父や従弟からは、
将棋を指す中で、
商談を纏めたり、
町の事業を計画したり、
その中で
相談を受けたり
親交を深めていたと。
地域の子ども達に
将棋の指導を通じて、
力を伸ばす事だったり、
物事の決断の仕方を伝えたり。
私が
見ていない側面が
沢山あった事を知って、
故郷を
大切にしていた
想いを感じる事が出来ました。
祖母に関しても、
常に笑顔でいて、
決して他者の悪口を言わない。
祖父の
気難しさや
若気の至りにも、
一言の
愚痴も漏らさず、
寄り添って来たと言います。
私が
学生時代に
対人関係で悩んだ時も、
祖母は、
何を言う訳では無く、
「そうかそうか」と話しを聴き、
帰る時には、
私の姿が見えなくなるまで
笑顔で手を振り続けてくれた。
私が
親や誰かではなく
祖母に話したのは、
そんな
安心感を得られる事が
分かっていたからかもしれません。
晩年の2人は、
つがいの様に離れず
常に一緒だった気がします。
家族のために、
地域のために、と
命の限り生きた祖父。
また、
それを支え、
常に笑顔でいる事で
必ず道は開けていくと
教えてくれた祖母。
2人の
生き様は、
人生の道標になって、
私達に受け継がれています。
看護師として
患者さんの最後の看取りは
何度も経験させて頂きましたが、
その経験を
重ねる度に
確信する事があります。
それは、
『死に様は生き様』
だという事。
生前、
どんな病気で
苦しまれていたとしても、
亡くなる時の
表情はそれぞれです。
苦悶の表情を浮かべ
亡くなる方も居れば、
長い闘病後でも
穏やかな表情の方も。
生前に
関わらせて頂く中で、
ご本人やご家族から、
色んな背景をお伺いします。
なので、
病気ではなく、
どんな
人生を生きて来たのか。
最期の表情に
その全てが表れる。
そう感じています。
祖父母に関しては、
2人とも今にも起きそうな
穏やかで安らかな表情でした。
祖母は、
亡くなった際に
コロナ陽性だったので、
棺は閉じられ、
死に化粧を施す事も出来ず。
ですが、
血色も良く、
笑っているような表情でした。
祖父の
最期の言葉は、
「家に帰りたい」
だったそうですが、
その願いが叶って、
家に戻れた事で安心したのか、
穏やかで、
でも威厳のある表情。
家族の歴史と
自分の歴史の詰まった
我が家に帰って来る事ができ、
そして
その隣には
75年の歳月を
共にした祖母が。
この2人の
生き方からは、
亡くなった
寂しさはありますが、
それ以上に
愛しさや幸せを
感じ、受け取っています。
母が亡くなった日も、
青い空を見上げながら、
『私は
私の人生を、
目一杯後悔なく生きる!』
と誓いましたが、
2人の旅立ちを見送って、
大切に
受け継いでいくものも
改めて加えたいと思いました。
祖父からの、
『できる事を精一杯に』
祖母からの、
『笑顔で前向きに』
そして
母からの、
『物事は丁寧に大切に』
それを根底に、
私自身の仕事では、
クライアントの
『その人らしさ』が発揮され、
より豊かな人生を送るような
関わり方ができる事を目標に。
それが
私にとっての
幸せと生きがいです。
そして、
一度きりの人生を
最大限楽しんでみる。
行きたい所、
やりたい事、
できない、ではなく、
どうしたらできるかを考える。
そんな
生き方をしたい。
私の
最期の瞬間に、
「あー、やり切ったー!
素晴らしい人生だった。
本当にありがとう!!」
と言えるように。
やり切った表情で
最期を迎えられるように。
今日の
青い空に
もう一度誓い直しました。
そのためには、
毎日の積み重ねでしかないので、
1日1日を
後悔してないか、
やり切っているのか。
日々の
自問自答は
続けて行こうと思います^^;
大切な事を教えてくれた
祖父母と母に感謝を込めて。
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