こんにちは(^^)
パートナーシップカウンセラーの
小野澤雅美です。
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先日のお悩み相談。
『豪雨の日なのに、
夫が長女を送迎しなかった』
これに対して
とても憤慨している妻。
事情を伺うと、
妻は仕事があり、
どうしても長女を
駅まで送っていく事ができず、
長女に、
「パパに頼んで送って行ってもらって」
そう伝えて出勤したそう。
仕事から帰宅し、
「パパに送って行ってもらったでしょ?」
そう確認すると、
「送ってくれなかったから
バスで駅まで行って電車に乗った」
そう答える長女。
この時点で既に
妻は怒りモード。
更に
詳細を聞くと、
夫はコロナ陽性になり、
自宅療養が明ける前日だったその日。
車を運転し
コンビニまで行き、
発泡酒を買って帰宅。
そして
その缶に手を掛けプシュッ。
とした所に、
長女から、
「パパ、雨すごいから
駅まで送ってくれない?」
とのお願い。
その瞬間、夫の表情は曇り、
「今、酒開けちゃったし。」
との返事。
これに対し子どもは、
「ほんの数分だから、
ラップして冷蔵庫に入れておくか
それでも嫌なら、私が途中で買うから。」
ここまで
言った長女に対し、
無言で対応した夫だったようで、
長女は、
豪雨で冠水している中、
歩いてバス停に向かったそう。
それを
長女から聞いた妻は、
なんて可哀想な思いを
させてしまったのだろう。
自分がいれば
そんな事はあり得なかった。
それにしても、
子どもの頼みよりも
発泡酒が大事なのかよ!
こんな心無い父親っています?
感情高ぶる妻。
更に伺うと、
妻と他2人の子ども達からは、
ほぼ総スカンを食らっている夫。
唯一、
どんな時も
長女だけが夫の味方だったと。
それなのに、
その長女に対し、
そんな態度を取る夫を
本当に信じられないと、
怒りを通り越し
呆れとなっていると妻。
長女も
この一件以降、
夫を無視するようになったと。
こういったお話。
女性目線で伺うと、
確かにあり得ないし、
なんて心無い行為なのだろう。
子どもじゃないんだから、
送迎から帰ってきた後に
ゆっくり飲めば良いじゃん。
てか、そもそも、
自宅療養明けてないのに、
コンビニ行くとかマジあり得ない。
こんな風に
感じる方が大半でしょう。
私自身も
個人的には同意見です^^;
この方の夫の場合は、
社会的ルール無視とか、
自己中心的な思いが強いといった
諸々の側面が
影響しているとも言えますが、
女性は自然と
思いやりや優しさ
という感情が湧きだすのに対し、
男性のそういう部分が
少なかったり見えなかったり。
こういった点が
夫婦間の問題になる事が
多いように感じています。
この話を伺いながら、
我が家でも起こりそうな問題。
密かに
そんな風に思いながら
お話を伺っていました。
我が家の
夫の場合もきっと、
このご夫婦の夫のように、
雨の日でも
送迎しなかった
可能性があると思いました。
常日頃、
「もう
成人しているのだから
構わなくても良い。」
これが口癖の夫。
母親の視点からすれば、
幾ら成人していたって女の子。
暗闇の中、
豪雨で道も悪いのだから、
そんな時位送って行ってあげれば良い。
そんな思いが強い。
母親の持つ
母性性のなせる業でしょうか。
母性性とは、
思いやりや優しさが
ベースになる愛情表現で、
父性性とは主に、
規律やルールや知恵や文化、
そういった事を伝える
愛情表現と言われます。
子どもの
あるがままを認め
包み込むような愛か、
自立に向けて
社会性を身に付けさせる愛。
そのどちらも
“愛”の表現なのだと思います。
それを
一方だけから見ると、
「愛情が足りない」
「優しさがない」
「甘やかしすぎなんだ」
そういった
言い争いに発展する事もある。
ですが、
お互いが、
異なった
愛情表現を持っていて、
それぞれを
理解しようと努めた時に、
相手の
素晴らしさや
魅力が生きるようになる。
そんな風にも思います。
夫が悪天候の中、
送迎をしてくれなかった事は、
思いやってくれなかった。
という事実だけではなく、
もしかすると、
娘なら大丈夫。
どんな事があっても
自分で対処できる子だから。
そんな
信頼している、という
真実があったからかも。
本当の所は
分かりませんが、
受け取り方や
解釈を変える事で、
少しだけ
関係性が変わる。
そんな風に
考えています。
だって
折角縁があって
夫婦をやっているのだから、
認め合って
協力し合えた方が、
自分自身もハッピーだし、
家族全体も
幸せだと思いませんか?
また、
子育ての中では、
母性、父性、
その両方の働きかけが
必要だと言われています。
そして
この愛情の
与え方の順番を
守る事が重要と言われます。
まず母性。
そして父性。
あるがままの
自分自身を丸ごと
受け止められる安心感。
それが
育った上で
ルールやマナーや
知恵や文化を学んで行く。
母親だから
母性がなければいけない
というわけではなく、
中には、
ルールや知識を
教える事のほうが得意。
そんな母親もいると思います。
大切な事は、
その両方が順番を守って
与えられているという事なので、
母性や父性に対する
夫婦それぞれの理解や、
パートナーシップを深めて、
協力して
子育てができる事。
こういう状態を作る事が
大切なのだと感じます。
相手の行動に
否定や批判だけでなく、
『なぜ、そういう
対応をしたのだろう。』
少しだけ
相手に対して
興味を持って見てみる。
そこから
変化する事が
あるかもしれません(^^♪
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