愛着を育てる | 夫婦間の壁を無くす!夫婦の関係性改善カウンセリング

夫婦間の壁を無くす!夫婦の関係性改善カウンセリング

夫婦間の壁を無くし、あの時の “キュン” や “トキメキ” が手に入る!“奇跡の大逆転”を可能にするカウンセリングを行っています。
心理学の専門家が男女の心の仕組みを分かりやすく解説。愛し愛される相思相愛の夫婦関係の築き方をお伝えします。

こんにちは(^^)

パートナーシップカウンセラーの
小野澤雅美です。

微妙な夫婦関係を解決する!
「パートナーを魅了する4ステップ」
コチラで無料でお伝えしています!

 

 

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この時期になると

多く頂くご相談の1つが、

 

 

 

「子どもが大変なんです」

 

 

 

こんな親御さんの訴え。

 

 

 

先日も

ある親御さんから

こんなお悩みの相談が。

 

 

 

事情を伺ってみると、

進級を控えたお子さんが、

 

 

 

「箸は持って良い?」

「食器を持ちあげて良い?」

「唾をのみ込んで良い?」

 

 

 

と、

日常の動作一つ一つに

許可を求めてくるようになり、

 

 

 

子どもが

おかしくなってしまったのかと

心配で仕方がないと来院されました。

 

 

 

確かに、

この言葉だけ切り取ると

心配になる気持ちは分かります。

 

 

 

そこから

色んな事情をお伺いしました。

 

 

 

お子さんの

これまでの乳幼児健診で

何か発達に関する異常があった事は?

 

 

 

幼稚園での関わりは?

 

 

 

お父さん、お母さん

それぞれの関わりでの違いは?

 

 

 

その中で、

健診でも異常なし。

幼稚園でも問題なし。

父親との関わり問題無し。

 

 

 

唯一

母親が関わる時に、

母親自身が心配になって

どうしようもなくなる行動がある。

 

 

 

そこで

母親から、

 

 

 

これまでの

問題になる行動が

起きる以前のエピソードを伺うと・・・

 

 

 

ある一時、

母親の趣味が高じて

その趣味に没頭する時間があり、

 

 

 

その時に

子どもに接する時間が減って、

それをすごく悔やんでいるとの事。

 

 

 

それが原因で

子どもがこんな事を

言うようになってしまったのだと。

 

 

 

この時、

 

 

 

「お子さんはその時、

お母さんにもっと構って欲しい。」

 

 

 

そう言ったのでしょうか?

 

 

 

そのように伺うと、

 

 

 

「それはない、

ただ私がそう思っている」と。

 

 

 

そして

気になったのは、

子どもとの関わりの様子を

レポート用紙何枚にも綴って

カウンセリングにいらしたこと。

 

 

 

更に伺うと、

母親が問題視する

行動が起きる以前の経緯が

 

 

 

明確な日時と共に

記されているレポートを基に、

 

 

 

家ではこう、

幼稚園ではこうだった、

私自身の関わり方はこう気を付けて来た、

 

 

 

食べ物に関しても

添加物の入っている物は

避けるよう注意してきた・・・

 

 

 

と、

子どもとの関わりを

説明してくれました。

 

 

 

私は正直、

この話を伺っている時点で

とにかく息苦しくなりました^^;

 

 

 

恐らく

真面目で一生懸命で

責任感も強い母親なのでしょう。

 

 

 

夜勤明けの

父親も同席させ

我が家の一大事といった感。

 

 

 

ここで

母親が心配しているのは、

 

 

 

自分自身の

子どもに対する愛情と

関わり方が不味かったから、

 

 

 

子どもが

おかしくなってしまったのでは?

 

 

 

という事。

 

 

 

愛情不足によって

引き起こされた問題。

 

 

 

そう解釈されていた様子。

 

 

 

いわゆる

【愛着障害】

を疑って来られた。

 

 

 

最近は、

病名だけが

独り歩きしてしまう事も。

 

 

 

残念ですが、

近年の日本において

この障害を想定する事は

殆ど意味のない事だとされます。

 

 

 

それは、

この障害は

劣悪な環境で

初めて確認されるもので、

 

 

 

この日本社会では

そのような環境は極めて少ない。

 

 

 

愛着障害とは、

養育者(愛着の対象者)が

 

 

 

不在の状態で

起こり得るものだからです。

 

 

 

そして、

愛着とはどんなものか。

アタッチメントとも言いますが、

 

 

 

不安や

恐怖を感じた時に

安心しようとする機能。

 

 

 

そんな風に

言えると思います。

 

 

 

アタッチという

語源からも想像できるように、

 

 

 

くっつく、という事。

 

 

 

つまり、

 

 

 

不安や恐怖を感じた時に

くっついて安心できるとか

守ってもらえる人がいるという

信頼感を持てている事。

 

 

 

そんな風に

表現出来るかと思います。

 

 

 

そして、

愛着とは、

一時の関係で

築かれるものではなく、

 

 

 

繰り返される

関わりのパターンで

築きあがって行くものであり、

 

 

 

また、

可塑性があり、

その形も変化していくことが

可能であるという特性があります。

 

 

 

つまり、一時期、

つまづく様な関係があっても、

 

 

 

その関係性を

修復していくことが

可能であるという事です。

 

 

 

なので、

この愛着の問題を

心配してしまうのであれば、

 

 

 

子どもの

不安や恐怖が発動し、

安心を求めて来た時に、

 

 

 

◦すぐに対応する事。

◦一貫性を持った対応をする事

◦ポジティブな声掛けや対応をする事

 

 

 

この3つのポイントを

抑えた関わりができれば、

さほど心配する必要は無いと思います。

 

 

 

逆に、母親が、

観察し過ぎたり、

過干渉になる事で、

 

 

 

本来の

その子らしさが

発揮できなくなる

可能性も考えられます。

 

 

 

なので、

 

 

 

完璧な母親ではなく、

【ほぼ良い母親】を目指す(^^)

 

 

 

このお子さんも、

趣味に没頭する母親を見て、

 

 

 

「お母さん

楽しそうだね」

 

 

 

そう

言っていたそうです。

 

 

 

母親が幸せである事で

子どもも安心して幸せであれる。

 

 

 

私はそう思います。

 

 

 

そして

このお子さんの年齢の

発達課題を見てみると、

 

 

 

自分だけでなく、

他者の気持ちが理解できる。

 

 

 

それだけでなく

背後の欲求にまで

気づく事ができる。

 

 

 

そういった

年齢とされています。

 

 

 

だからこそ

母親の心配をつぶさに感じ

 

 

 

ストレスを感じたり、

情緒的に不安定になり易い

 

 

 

といった

別の側面の特徴も

出たのかも知れません。

 

 

 

始業してから、

園での食事も

普通に食べて、

園生活は問題無い

という事でもあるので、

 

 

 

親御さんが

少し力を抜いて見守る

 

 

 

という事が

できると良いかと思います。

 

 

そして今回の

愛着の問題ですが、

 

 

 

実は

大人になってからも

この問題で苦しむ方はいます。

 

 

 

養育者との関係性で

どんな愛着の形を経験してきたか。

 

 

 

これが

ポイントになりますが、

 

 

 

不安や恐怖を

自分の中で抱える事ができない

 

 

 

といった

愛着の課題が残っている場合、

 

 

 

他者に対して、

自分が安心を得る為に、

 

 

 

極度に

コントロールしようとしたり、

泣き叫んだり危害を加えたり・・・

 

 

 

恋愛や

夫婦関係でも、

 

 

 

相手の

こういった行動に

困っているという事は

良くある問題の1つです。

 

 

 

こういった場合でも、

対処方法は子どもと一緒で、

 

 

 

安心を与えるという

基本的な関わり方は変わりません。

 

 

 

具体的には、

相手が迷惑な行為をしたら、

 

 

 

叱責や罰を用いる事は

不安や恐怖を与えるのでしない。

 

 

 

その行動を

無理に変える事や

罰を与える事は無いと伝える。

 

 

 

その代わり

相手にどう振舞えば良いか、

そのやり方ではこちらも動かない。

 

 

 

あなたのやり方では意味が無い。

こうすればあなたのニーズは満たせます。

 

 

 

という

具体的な方法を

示す事が効果的です。

 

 

 

参考にしてみて下さい(^^♪

 

 

 

 

 


 

 

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