1人目は日本の私立病院、2人目は南アの私立病院で出産しましたが、色々と違いはありました。


①入院期間が短い

出産後5〜7日くらい入院するイメージがありますが、こちらは自然分娩なら3日間、帝王切開なら4日間です。
退院する日はまだおなかが凹んでなかったので、もう1人入ってるんじゃないかと思うくらい妊婦スタイルで退院しました。


日本のように1週間検診、1ヶ月検診もなく、6週間後に小児科の先生の検診と予防接種があるようです。

つまり私の体は抜糸もなければ回復のチェックもないんだと思います真顔
何か気になることがあったら電話してねと言っていました。


②薬の量と種類が多い

日本では出産後に痛むようなら痛み止めを処方されたくらいかなと記憶してますが、こちらは何種類も頻繁に薬飲みました。


痛み止め、お通じを良くする薬、おっぱいの治療薬など、飲んだりおしりから入れたりを一日3回。


体の回復が早く、縫ったところも全然痛くないと思っていたけど、薬が効いてるだけなんでしょうね。
安静にしときます笑い泣き


③食べ物のカロリーが高い

日本も豪華な食事を出すところは多いけど、こちらの病院は基本カロリー高くて味が濃い。
お菓子もあまーいマフィンとかチョコケーキとか、母乳に悪そうな物多めです。
でも常におなかペコペコなのでもっとください状態でした。


④自由度が高い。

日本では入院中は説明とか指導とか授乳時間とかシャワー予約とか、すごく細かくスケジューリングされてて忙しかったのですが、こちらは基本一日中放置。


シャワー浴びたければ浴びればいいし、何の予定も入ってません。
ベビーが寝てると暇すぎて配られた冊子などを熟読してました。


⑤聞かなければ何も教えてもらえない

これは産院に限らずこの社会全体の傾向だと思いますが、日本のように細かい説明は何もありません。
退院する際に4ページ分の説明書が渡されて、そこには母乳の与え方などが書いてありました。


日本では生まれた日数×○gでミルクをあげましょうとか、授乳前におむつを替えましょうとか、ゲップのさせ方とか抱き方とか、粉ミルクの作り方とか沐浴とか、骨盤整えるストレッチやらおへその掃除の仕方まで指導がありました。


こちらはなーんにもありません。
もちろん聞けば丁寧に教えてくれます。
でも聞かなければ知ってるものと思われて、自分のスタイルで良いよって感じです。


授乳後にゲップさせるなんてすっかり忘れてて、毎回母乳吐いてから思い出す滝汗
1人目出産だったら何を聞けばいいかもわからないんじゃないかと思っちゃいます。


⑥面会者が多い

うち以外の妊婦さんは常ににぎやかな病室でした。
二泊三日の入院でこんなに人が集うのかってくらい、常に誰かが出入りしてる部屋が多かったです。
中には5時間くらいただ椅子に座ってるおじさんもいました。父親かな?
見張り役?警備?てくらいただただ無言で座ってました。
つわり入院時もそうだったので、患者を1人にしないっていうのが基本なのかな。


⑦赤ちゃんとの距離が近い

日本では生まれた日くらいはナースの方がお風呂入れたりミルクやったりしてくれたような気がしますが、こちらでは生まれた瞬間からはい!って渡されてずっと一緒でした。


なので真っ黒の最初のうんちを初めて見ました!
ごはん○すよ!の黒い海苔のようなうんちが出てびっくりしました笑い泣き


授乳も出産後すぐにしてみました。
足りない分はすぐ粉ミルク!みたいなことも言われませんでした。
赤ちゃんの体重も出生直後のものしか測ってないと思います。あまり体重増加に敏感でない印象でした。


夜は預けるんですが、本当に預けるだけです。ミルクをあげてねとお願いしたので多分あげてくれてたんだと思います。


あと細かいことを言えば、k2シロップ飲ませなさいとかないなーとか、生まれたその日に予防接種があったりとか。


どちらが良いとも言えませんが、色々と違いますよね。
でもとにかくナースもみんなフレンドリーで親切でした。


心配してた医療用語も、分からなくて困るということはありませんでした。
みんな私のために分かりやすく喋ってくれました。


暇だから読んでた冊子に、『赤ちゃんとの生活は母親の直感を信じなさい』と書いてありました。


『ネットや本にどう書いてあろうと、周りがどう言おうと、あなたがこうした方が良いと思うように行動しましょう。あなたは唯一の母なのです。』と。


赤ちゃんとの生活はわからないことだらけだけど、その都度自分を信じて対応するしかないですよね。
ついマニュアルに頼ろうとしますが、どうせその通りにいかないことだらけだから。


これからの新生活が楽しみです。
アフリカ生まれの次男、たくましく育ってくれ真顔

産院からのプレゼント。
大部屋の様子。