◯真面目で堅実な道を一歩一歩歩く佐藤忠良こと越塚学さん良かった。
忠良が出てくると常に場の雰囲気が穏やかで温かいものになっているのが素敵だった。
"みんなが大好きなお兄さん♪"
みたいな感じだった。
女中のミツが絵本を読んでいるシーン
シベリア拘留から戻って摂と出会うシーン
朝倉家で摂を見送るシーン
ハキハキとした好青年ぶりが良かった。
◯偉そうに映画について語る岩波映画製作所勤務の記録映画監督の富澤幸男が難しいことを話し威風堂々たる態度で自分のことを「私」 と言っている細貝光司さんは面白かった♪♪
11月4日(月)のアフタートークで細貝さんが
「瀬戸口さんを演じているみたい」
だと語っていた…。。
瀬戸口さんは「そう?」って言っていたけど実にその通りだと思った。
富澤幸男役は自分と西川さんだけじゃあ決められないので富沢亜古さんに 細川さんで良いかどうかを聞いたらO.K. が出たとのことだった。
亜古さんはお父さん大好きな人らしい。
いい男だったようだ。
「あの時亜古さんが"ダメ" って言ったら今君はここにいないんだよ。」
と郁さんが言っていた♪
『夜の来訪者』終演後、
尾身美詞さんとお話をした時、
間違った道でも先頭きって進んでいって、
「こっちでいいんですか?」
って聞いたら
「たぶん大丈夫じゃない?」
と言ってどんどん進んでいってしまい、
「瀬戸口さんそっちじゃありません、
こっち、こっちーっ!!!」
と軌道修正していたそうである。
因みに、美詞さんは原さんと一緒に麻雀したことがあるらしく、10月31日(木)に『摂』を観に行った時尾身美詞さんにお会いして、
その時美詞さんが原さんに、
「また一緒に麻雀しましょうね♪
今度は津嘉山さんも一緒に♪♪♪」
と話していた。
◯神野崇と杉宮匡紀の2人の文展コンビは楽しかった♪
10月28日(月)は「おめでとうございます」がちゃんと揃っていて、
10月31日(木)はバラバラで、
11月4日(木)はちゃんと揃っていた。
ゆっくりめでもテンポよく合わせる所をキッチリ合わせてハキハキやったらもっと面白くなりそうである。
「お前の話を聞いてると眠たくなるぜ!」
神野崇さんと鈴木弘秋さんとの掴み合いのシーンがなぜか印象に残った。
◯そんな色々あって騒がしい朝倉家を見守る元気に働く女中たち。。
音道あいりさんは落ち着いてどっしり構えている感じが良かった。さすがは奥様より(摂の)お尻を叩いた数が多い女中頭である♪♪
落ち着いた物腰で柔らかく、しかしハッキリと喋る所が良かったと思った。
◯新しい女中のミツが忠良の描いた本を朗読していた時 子どもっぽい感じが可愛くて良かった♪♪
忠良と同じ北海道夕張の出身で、ミツは芸術に関して見る目があるらしく、文夫は自分の彫刻が出来上がるとミツのことを"北海道ー、北海道はどこだー?" とミツを呼んで感想を聞いていた。
炭鉱で働く人たちを摂がスケッチしていた時、
炭鉱で働く母子として出てきた際、
「絵を描いて食べてるの?」
と聞いて、絵を描いて食べれるのいいなあ、
と子どもっぽい感じの喋り方で摂を羨ましがっていたのが良かった。