ここは暗くて何もない空間
いつのまにこんなところ
迷い込んだのでしょう
時折見える自分の姿
手足に繋がれた鎖
身動きとれず進めずにいるの

もがけばもがくほど堕ちていく
答え探し求め

こんな惨めで愚かな私でも
あなたには見えていますか
どんなに辛く険しい道でも
いつかは辿り着きますか
あなたのもとへ

何をしても抜け出せないの
たまに見える一筋の光に
手を伸ばしてみても
届きはしない
それでも何故かどこか信じてる

必ずきっと見つかるって
昔見た景色を

可憐で優雅なあの子も
あなたには見えているのね
仮面に隠れた本当の顔
すべてわかりきったことね
あなたにだけは

目を閉じて感じた
あなたの温もり
いつでもひとつだったのね
消えかけた体温が今蘇る

やっと気づいたの
この手で心閉ざしてたこと
恐れていた過去も未来も
今は愛しさに変わって
歩き出せるわ
あなたのもとへ

わたしのもとへ