2023年ももうすぐ幕を下ろそうとしているが、何かと慌ただしかった一年…

時間の経過が早すぎる…　の巻

【第一幕…、ＬＩＮＥ仲間の同級生…】

今年になってから時折LINEで連絡するようになった同級生はふたり

ひとりは私の原産地・長野で、同じ町内に住み、保育園から高校まで一緒に通園、通学したM君

先日、全国放送のワイドショー番組で「70歳にしてディスコを楽しむ若者?」というか、市のイベントで高齢者が集まりディスコを楽しんでいるというところが紹介され、そのなかで彼の自宅までカメラが入り、10年前には町の御神輿を先導していくなか転倒してしまい大怪我、更にこの7年間で10回も悪性腫瘍の手術を繰り返しながらも時折ディスコを楽しんでいる姿がされていたが、そんな彼から年明けの頃、突然の電話…

以後、互いにＬＩＮＥで近況報告などをしているが、今年は主治医の了解を得て、奥様と日本一周…、豪華客船での船旅、そして沖縄のリゾートホテルでリフレッシュ、更に別府温泉で湯治等々、未だ仕事から解放されない私からすれば羨ましいと感ずることも…

そうしたなか、今年はコロナにより一年遅れとなったが、60歳、65歳という節目々々で開催されてきた「70歳+1歳」の高校の同期会への出席を勧められ、彼を含め古い仲間と久々に懐かしい対面をしたが、ふたりゆっくり話す時間もなく、その翌日、彼より自宅に来てほしいという

ゆっくりと保育園時代のアルバムなどを見ながら懐かしいお話をすることができた(^_-)-☆

もうひとりは小学校5年から6年にかけてのH君

彼のお父様は2-3年のサイクルで転居を伴う転勤をされており、彼は仙台市に生まれ全国の転々とし、小学5年生のとき三重県の津市より転入、また小学校卒業と同時に次は熊本県の八代市へと…、そして現在はお父様勤務地となられた京都市内に住んでいる

今から二十年ほど前のこと、京都市内のある美術館で彼が出展している彫刻展に行った時のこと、偶然にもお母様とお逢いし、お話をしているとなんと私が長らく勤務していた業界の略称N社で、私も在籍していた経理課に在籍していた旨…

18歳…、私がそのN社の長野支社に勤務するようになり偶さか社宅の修繕工事の手配をしたときに知ることになったのであるが、小学生のころ、幾度となく遊びに行っていたお宅がその社宅…、そしてご両親がN社職場結婚であったことを知る(^_-)-☆…

彼は長らく兵庫県内の大学教授として、2020年3月まで勤務していた大阪市内の病院のアート関連の取組みにも協力してくれていたのであるが、今年3月末には70歳定年退職…

最近は数年前から始めたというヴァイオリンの腕を磨きながら、奥様と関西歴史探求の旅をしているとのことであり、時折、その訪問の地からＬＩＮＥで俳句を送ってくる

また10月には後掲する京都・コンサートホールでの私の晴れ姿?を観に、いゃ元・長町小年少女合唱隊で共にボーイソプラノを歌ったという好で奥様と一緒に来てくれた(まさかの最前列で…)

【第二幕…、30年ぶりのハーモニーのなかで…】

平成へとなり5年目の春…

自宅からの通勤時間2時間という神戸・異人館街にあった信用組合への出向を機に、また阪神淡路大震災もあり、全日本合唱コンクールのステージも経験した総勢70名ほどの職場合唱団からは疎遠になっていた

しかし昨年秋より状況は急変…

先に触れた病院(67歳にて加齢なる退職)にて、患者さんと共に楽しむコンサートを主宰していたが、そのとき合唱のメンバーとして協力してくれたある女史より、彼女がメンバーとなっている京都・D大学、D女子大学のOBOGにより編成されている合唱団にお誘いいただき今年1月より練習に参加…

10月21日、京都コンサートホールのステージに立つことができた

第一ステージは邦楽曲、そしてメインの第二ステージはドヴォルザークのスタバト・マーテル

部外者が馴染むようにといろいろ気を使ってくれた同じセカンドテナーのT氏がコンサート直前、突然の病に倒れ、約70名の合唱のなか、セカンドテナーは3名になってしまったが、テナーソリストと男性四部合唱のところもなんとか…🎵

最近は、当日の演奏(CD)を夜な夜な聞き、まさに寝落ちの子守歌となっている

また6月には妻より同じく30年ぶりとなるベートーヴェンの第九コンサートへの賛歌を促され、8月からは毎週、その練習に出席し、12月早々に感激のステージを実現することができた

更に…

やはり30年ぶりとなるが、職場合唱団からも練習に誘われるようになり、年明け1月27日には最大16名という少人数でのアカペラ曲の演奏するというアンサンブルコンテストの参加が決まり、今、まさに本社の一室を借りて練習に励んでいる

30年ぶり…、71歳になろうとしているがなんとかテナーの音域を保ち、ラテン語、ドイツ語等々、ハーモニーの中で人生を楽しんでいる…、ような気がする…

【第三幕…、家庭平和維持・ボケ防止に向けた仕事人生活】

1971年から既に53年を過ぎようとしているがまさか…

2020年3月に一旦職を離れたが、仕事ロス生活は一週間

近所の監査法人にて税理士業務に就いていたが、2021年2月4日の昼下がりのこと…

神戸市内等で複数の病院を経営するある法人の企画部長より、2021年3月期の決算手続きをサポートしてほしいとの突然の要請があり、サポートはする旨の回答をし、その翌週、理事長とお逢いすると、経理部長の突然の退職ということで決算はサポートではなく主役を任されるに至り、また経理部長の任を担ってほしいと…

まず問題は決算手続き…

法人格が変更となって最初の決算を迎えるとなか、その財務諸表の様式も大きく変わるというのに何も準備されておらず…、実際には対応できずに現任経理部長が決算期を前に逃亡という感じであったが、理事長曰く「理事会で(決算手続きができず)恥をかくことなきよう何とかしてほしい」と懇願され…

その日は直前の試算表の写しをいただき自宅にて決算手続きの為のシステムを組み、以後、監査法人の勤務を継続しつつ、その法人担当の監査法人、顧問税理士との打合せ等を行いその時点においてできる最善の決算手続きを終えたが、いざ短期間限りという条件により経理部長として着任するも引継ぎ、業務内容の説明も一切なし…

また長らく二人のお局が構築してきた経理実務について誤りも多く、改善しようすると拒否権発動

偶さかそのお局様がその暮れに自ら退職したことにより経理部業務の改革は一気に進んだが、古い体質というか、苛めというか…、更に通勤時間は90分…、とうとう体調を崩し改めて理事長には後任の人事をお願いしたが…、中略…

後任の経理部長はメインバンクより受け入れ、更に他の法人で経理課長をされていた方に入職いただいたが、メインバンクより来られた方は理事長の賢明な判断により出向解除…

一方私は、様々な課題も多く、また理事長からの様々な要請もあり、2022年6月からは非常勤として決算手続きをはじめ経理部業務をサポートしてきたが、最近、以前より感じていた古い体質からの脱却はおろか、ガバナンス、リスク管理等々、経営の根幹に関わることへのサポートしていくことに限界を感ずること多々発生し、2024年3月の決算を終えたら身を引く予定としている…、

ただ職場環境が許せばということが前提となるがお互いに難しい選択…

【終章…、就活？…、終活データの整理】

というなか実は…

11月末のこと、妻の弟がひとり旅先で急逝…

病気がちであったがまさか…

という状況を踏まえ、「お父さんは私より先に逝く…」からと、私が亡くなった時に様々混乱しないよう、データを整理しておくように指示あり…

親族・職場等の連絡先、金融資産、不動産管理に関する事項の整理、マンション管理費の支払をはじめ、電気・ガス・水道その他様々な生活費の支払に関する事項、保険、年金、健康保険、更にはクレジットカード等の情報を一覧表化し、関係書類を整理しながら改めてファイリングするということをやっている

また…

12月30日の昼下がり、あるスタジオにて妻と共に当人のお別れに際し使用する寫眞(遺影)を撮りに行くこととなった

妻は以前より準備していたが「あの写真を使ったら、誰?と言われそうだから…」と

少々長くなりましたが…、

その他今年も気苦労が多かった一年ではありますが、アッという間に過ぎ去ろうとしている2023年を振り返る(^_-)-☆

年も早い一年でした…