私たちは、自分が自分自身のマスターであることを、

強く深く望んでいます。

望んでいながら、切望していながら、

表立ってそれを成そうとしていながら、

他者にもそれを推奨していながら、

自らに混ざり物がある状態を、良しとしています。

多くのものが、混じり物の中に安心と安定を求め、

不完全な自分をどうどうと見せびらかし、

停滞していることを隠し続け、

自分自身であることを声高々に訴え続けています。

求めているものと、内情が全く違うことを認めていません。

自分が、自分自身のマスターとして、

１００の自分自身であること。

まじりっけのない、自分で満ち満ちている自内。

自分で自分が満タンになっている状態は、確信と自信でしかありません。

そして、自分自身に責任を持ちます。

責任という言葉は、とても重く嫌う人もいるでしょう。

そこに苦しみが常に見え隠れしているからです。

ですが、自分が自分で満タンになっている状態では、

責任という言葉は最も簡単に、するりと出てきます。

その言葉しか、生まれません。

自分に混ざり物がある時、そこを自分は逃げ場にしています。

いつでも他人に、なすりつけることができます。

卑怯な逃げ場であると知りながらそれを自らが作っていることで、

ずるい自分に罪悪感をもっていることで、

責任という言葉がその人にとって全く違うものとしてのしかかります。

そして、自分自身の中に混ざり物が多々ある場合、

選択肢が無限に増えていきます。

自分自身の選択が多く選べる状態を、自分の可能性がたくさんあると、

自分の未来のちからとして良しとしてるかもしれませんが、

これはただの栄養がいくことのない枝葉末節であります。

余計な選択が増えることで、本筋が見えなくなり、

それを探すこと、たどり着くこと、

選び取ることが、労力となって自分自身を疲弊させます。

そして、選んだとしても、それが正しいかどうか常に迷いが生じます。

あらゆる選択肢が、網目のように自分を阻害するのです。

その状態で、混ざり物が多い状態で、自分自身の確信は生まれません。

自信もなく、選択した結果をだしてから、

全てが終わってから、ようやくそれが自信につながることとなります。

。。。

自分自身が自分しかいない、１００の状態であれば、

責任も確信も自信も、勝手に湧き上がってきます。

はっきり、くっきり、それしかないのです。

迷う余白がありません。

これは混ざることで強くあろうとした人たちが追い求めていた、

切望し求めていた、人間としての本来の強さです。

そして、この１００の人間、

自分が自分自身のマスターである人間に、

あちらのものは共同をなします。

今、再構築後のあちらのものたちも、

完璧な１００であります。

彼らは彼らのマスターであり、

まざりものがありません。

お互い、混ざり物がない同士で、

人間とあちらのものは共同ができるのです。

。。。

以前は、精霊自体も、人間と同じく混ざり物としてありました。

人間が作った神の社に縛り付けられ、

人間が支配し、人間のノイズが侵入した状態が通常でありました。

だからこそ、人間が混じった状態でも、

同じ場にいる同士として、共同ができていました。

今、再構築後のここ一年程の間であちらの世界はリニューアルされており、

全ての精霊は混じりっけのない本来のものとして再生誕しました。

もう人間の場に、混じっている精霊はほぼいない状態です。

いたとしても供給元をすでに絶たれた残機でしかなく、

あとは儚く消えるだけであり、

以前に比べて、チャネリングやメッセージなど、

あちらの存在を感じることも無くなってしまったことでしょう。

今、人間と精霊の間には、大きな大きな、隔たりがあり、

以前のような「使い方」はもうできなくなっています。

ですが、私たち人間も、本来の人間としてのあり方に戻れば、

すでに本来のあり方に戻っている精霊と、再び共同が可能となります。

彼らと同じく、自分が自分自身のマスターであること、

混じりっけのない、１００として、満タンなものであること。

それにより、ようやく彼らは個人が特定でき、

人間を人間として認識できるようになります。

混じっている状態では、彼らは人間がぶれたような状態で見えており、

何人もの姿が重なっているようなものであり、

彼らは個人としてその人を特定できません。

あやふやな人間らしきものを、かれらは人間とみとめないのです。

。。。

自分が自分自身のマスターとなった人間、

人間として、成った人間に、

あちらのものは共同するものとして、人間とリンクがされます。

成った人間に、精霊は混じることはしません。

お互いがお互いに１００でしかない存在であり、

人間と精霊は、くっきりと離れた状態で、

混ざらない状態で、

お互いが立った状態で、共同します。

人間と共同する精霊は、龍であります。

龍は、人間と混じることなく、人間の環境を動かします。

その人間自体には、関与しません。

龍は龍の動きをなすだけであります。

決して人間をマスターとして、それに従うことはありません。

人間は、龍の動きを支配することもコントロールすることもできません。

自分自身の責任と確信と自信の中から生まれたものを、

それだけを成すだけであり、龍に寄り道する余白はないでしょう。

完璧に分離されている状態で、

人間と龍は、共同をなします。

人間は人間のマスターであり、

龍は龍の、マスターである状態です。

この状態が、人間とあちら側の本来の関わり合い方となります。

。。。

いまだ昔のままの、あちらのものたちと関わりあいを、

多くの人間は求めています。

そして、昔の精霊がもういないことで、

それは常に影が薄く儚く、不在のままであります。

自分たちは変わらないままで、

混じったままであるがままにして、

あちらのものたちとの本来の繋がりは生まれません。

すでに儚いものをかき集めることしかできないでしょう。

昔の神秘はとうに、薄明かりの闇の向こうに消えていってます。

停滞している自分を、責任という言葉で測ってみましょう。

確信と自信とに溢れる中で、

責任という言葉が自分の中にしっかりとあるかどうか。

環境を動かす龍は、ダブりのない個人であるあなたとの、

共同を成そうとしています。

しっかりと彼らがあなたを認識できるよう、

自分自身を１００として、確定していきましょう。

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