続きです。

 

 

。。。

 

 

 

高波動の能力を失った人間は、

 

本来の人間のサイズに戻り、

 

そして本来の人間の役割に戻ります。

 


 

 

 

 

人間の役割は、

 

その体で高波動と欲を混ぜ合わせた時にように、

 

通常、混ざることができないもの、

 

離れてわけられているもの、

 

天の意識と地の物質を、

 

混ぜ合わせることとなります。

 

 

 

これは、意識と物質肉体を同時に持つ、生命体、

 

人間だからこそ「天地を混ぜあわせる」ことができます。

 

 

 

 

 

では何を、まぜあわせるのでしょうか。

 

 

 

。。。

 

 

 

世界は一つの、大きな大きな、意識で作られています。

 

この「世界の意識」はあらゆる色彩の意識を内包し、

 

これを分与することで、

 

神や精霊や人間や動植物などを作り出します。

 

 

世界の意識はまず、その物質の王となる、主たる大きな意識を分与します。

 

例えば火。

 

世界の意識はこれからの世界を動かす、

 

新しい火の意識を、世界から分与します。

 

 

火の意識が生まれ、そこに地が連動し火の電子が帯電します。

 

火の意識に火の電子が混じり、物質の火がそこに連結されます。

 

 

これにより、天に火の意識があり、地に火の物質があり、

 

そして私たちはこれを、火の神と呼んでいました。

 

 

 

世界の意識は再構築の際、

 

人間に囚われていた神の意識を全て吸い上げ、自内に戻した後、

 

新しい物質の王として、

 

これから必要な、あらゆる主たる王の意識を、自内から分与しました。

 

 

 

この、新しい神々は、高位の意識として天にあり、

 

私たちを見下ろしています。

 

そして彼らは、物質の王として、その物質を世界の意識の流れのままに、

 

動かすことができます。

 

 

 

。。。

 

 

 

人間も、同じ世界の意識から生まれます。

 

魂と、輪廻転生の縛りも解除されました。

 

人間も、世界の意識からひとつの意識が分与され、

 

地が用意した人間の肉体に、電子(霊体)によって繋がれます。

 

 

そしてもちろん、亡くなった後も、

 

人間の意識は魂とならず、一生を終えた意識を持って、

 

世界の意識に溶けていきます。

 

肉体は地に戻り、新たな循環の中に入ります。

 

 

 

。。。。

 

 

 

 

 

さて、このような環境の中で、

 

世界の意識は、一つの流れを示します。

 

その流れのままに、神は人間を使って、

 

あらゆる天地を混ぜ合わせていきます。

 

 

 

天からのぞきこむ、物質の王は巨大です。

 

人間は、生命体が詰め込まれた箱庭の中で、

 

神から与えられた天地の材料を受け取り、

 

それを体内に取り込みます。

 

 

 

 

その混ぜ合わせは、あらゆる意識と物質を、

 

あたらに生み出すことでしょう。

 

 

人間はアルケミストです。

 

 

神から与えられたものを混ぜ合わせ新たな創造を成す、

 

色彩の子供であります。

 

 

 

そして、その人間それぞれで、あらゆる材料の混ぜ合わせた結果を持って、

 

ひとつの人生を終えた人間は再び世界の意識に戻ります。

 

 

 

これにより、世界の意識は、

 

多種多様な彩りをどんどんと、増やしていきます。

 

 

 

 

。。。

 

 

 

 

 

 

このようにして、世界の意識は

 

意識のいろどりを求め、

 

常に多くの色彩の豊かさを求め、

 

自分のあらゆる分身たちで箱庭の実験室を運営しています。

 

 

 

 

わかりますか?

 

 

 

 

とてもとても、シンプルな構造なのです。

 

 

 

 

人間はその箱庭の中の、実験体でありますが、

 

小さく小さく分けられた、小さな世界の創造神でもあります。

 

 

 

スピ界やあらゆる神秘の叡智に刻まれた、いろいろな概念は、

 

すべて、人間が人間のために作ってきた、概念でしかありません。

 

 

 

輪廻転生も魂すらも、世界の意識にとけて個が一代で失うことを恐れた、

 

不死を求めた人間の愚かな結果であります。

 

 

 

 

世界の意識はただただ、私たちの生命の結果を、見ているだけ。

 

そして箱庭を眺める神々は、

 

小さな人間に材料を与えて反応を見る科学者のようなものです。

 

 

人間は小さな無力なラットのように見えるかもしれませんが、

 

材料を与えられた人間の可能性は、

 

世界の意識も神々も想定できないような、

 

無限大の可能性を秘めています。

 

 

そう、前回は、神を人間が箱庭に引き摺り込み

 

その主導権を得ることまでしました。

 

 

 

 

全ての研究はリセットされ、

 

そしてまた、新たな箱庭がセットされ、

 

これから再び、つぎなる世界の彩りのための、

 

新たな箱庭の中の神秘が、

 

人間と神々によって、紡がれようとしています。

 

 

 

 

箱庭の中の人間は全て、

 

不自由さのなかで無限の可能性を作り出すアルケミストであります。

 

さあここから、本来のわたしたちのすべてが、始まります。

 

 

 

 

 

mie. 

 

 

 

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