続きです。

 

 

。。。

 

 


 

 

天にある神の領域と人間の領域は本来、混じり合うことはなく、

 

綺麗に分かれていました。

 

しかしいつしかそれは地に降ろされた神のもとに降り、

 

人間の場と混じり合い、その境目を失います。

 

 

日本の土地と、そこに住む日本人が神と同じ場であることで高波動となり、

 

あらゆる特異性の中で国は続いていきます。

 

 

 

ですが、いまこの現在をみると、もうそれがすでに崩れていることに、

 

お気づきのことでしょう。

 

日本は高い意識の効力を、すでに失っています。

 

 

 

。。。

 

 

 

 

 

日本の最高神官は、その始まりの時から、

 

神を人間の場に迎え入れるために、あらゆる清浄さを確立させてきました。

 

 

徹底した清浄により、神の神気を落とさないように管理し、

 

そして自分自身が、日本人の意識の最高位を担います。

 

 

 

そしてその下に、各部所、各地の神官が連なり、

 

日本の意識はピラミッドの構図のようになり、

 

そしてその一番下に、一般のものたちがそれを受ける形で連なります。

 

 

ピラミッドの上部、神に近い意識のエリアは神官のみで構成され、

 

彼らの清浄さによって、神のエリアを汚さないよう配慮します。

 

 

 

 

この状態から、

 

初めは、祭祀と政治を、同じものとして動かしていきました。

 

 

しかし、政治を動かすことは、欲が動くことであり、

 

清浄な中でそれを動かすことに限界がきます。

 

 

祭祀と政治は分けられ、別のものが政治をになうように歴史は動きます。

 

ですがここから、神の領域にひとつの染みができていきます。

 

 

 

最高神官とおなじ位を、政治のトップは、求めてきます。

 

同じ最高位の意識の位置を、自分に与えることが、

 

政治と祭祀を並び立たせることとして、同等の権利を求めます。

 

 

 

 

最高神官は、自分と同じ位置の高位の意識を、

 

儀式をして、政治のトップに分け与えます。

 

 

 

これにより、神の領域にひとつの欲が、置かれました。

 

 

 

ただし、神官の作るピラミッドは、大勢の仕組みでその清浄さを保っています。

 

ひとつの染みができたとしても、それは打ち消せれるものとしてみます。

 

 

 

ですが、政治を動かすものは、常に欲が動く状態です。

 

神官がいっとき、欲を抱えるのとは違い、

 

政治を動かすものは、清浄さを保つことはせず、

 

ひたすら社会の欲の基準で、日常を過ごします。

 

 

 

一つの黒い染みは、消されることはなく

 

上位に供給され続け、そこにあり続けます。

 

 

 

 

 

さて、本来なら、欲という負のものは、

 

高位の意識に刻まれることはありません。

 

肉体をもたない神の領域なら、負はそもそも、

 

重さがあるため上がることができずに留まることもできません。

 

 

 

ですがそこに、人間がいます。

 

 

 

 

人間は、肉体と意識を、同時に持つものとしてあります。

 

そして、高位の意識は、頭からはみ出た分だけとなります。

 

頭からはみ出た分、

 

体の下、足元は、意識が抜けて空っぽの状態です。

 

意識が抜けてる足元に、高位から落とされた負が、溜まります。

 

 

肉体の輪郭を持つからこそ、

 

意識の負はそこで留まり、下に落とすことはできません。

 

 

 

高波動となり、気分が上がり、ネガティブな感情が無くなったとして、

 

私たちは思い込んでいますが、

 

意識がない、届かない、足元に、そのネガティブは残されています。

 

意識がないところだから、そこにあるのがわからないのです。

 

 

そして、高波動であればあるほど、頭から飛び出て、

 

足元の空っぽの容量は増えていき、

 

高波動で押しやられた負が、そこに大量に蓄積されます。

 

 

 

 

 

つまり、意識だけの高意識であれば、たとえそこに欲があったとしても、

 

落とされて存在させることができませんが、

 

そこに肉体を持つ人間があれば。

 

高い意識をもちながら同時に、負をそこに刻むことが可能となります。

 

神気に毒を混ぜれるのです。

 

 

 

 

 

神官は、できるだけ体内すべてを清浄に保つように、あらゆることをしていますが、

 

政治を動かすものは、負を抱えたまま高位の位置を儀式により与えられます。

 

高位の意識のさらに高い位置に、欲が刻まれたまま、

 

それは落ちることはありません。

 

 

 

そして、その小さな黒い染みは、その下にじわじわと広がります。

 

影響を受けないのは、同じ位にある最高神官くらいでしょう。

 

 

下の神官たちはじわじわと、欲の影響を受け始めます。

 

そして、時代時代により、政治を動かすものは激しく交代していき、

 

最高位の位置に多くのものが、入れ替わり立ち替わり、

 

その欲をぽとんぽとんと落としていきます。

 

 

 

 

その下にあるものたちは、どんどん、高位であるはずなのに、

 

清浄さを保っているはずなのに、欲も同時に抱えることができるという、

 

矛盾を抱えていきます。

 

そして、下の一般のものたちにも、その欲の振りまきが行われます。

 

 

 

この、積み重ね積み重ねが、今、現代となります。

 

 

 

 

神の神気も弱り、もうすっかり欲に染まっています。

 

もし、神が本来の、自由に天に戻れる状態であれば、

 

人間の場で受けた欲は天に戻ることで振り払えたことでしょう。

 

 

ですがずっとずっと、人間の場にあったことで、

 

人間の肉体に負がずっと抱えられてたように、

 

神の中にも、神気と欲がまざったまま、

 

それが抱えられたまま、そこにありました。

 

 

 

 

 

そして引き起こったのがパワスポブームです。

 

 

 

 

 

欲は下のものまで綺麗に行き渡り、多くの人が、神官を押し除けて、

 

神社に押し寄せます。

 

 

癒しではなく、穢れを祓うでなく、

 

力をもらうためのパワーのスポットとして確立されてしまいます。

 

 

神官の代わりに祝詞を唱え、神気を引き出し、

 

その神気に欲が混じっているのにも関わらず、それを自分のものとし、

 

さらに欲が高まり、

 

各地のパワスポで引き出しつづけ、

 

そして高波動で自分の負を押しやり、

 

 

濃度の高い神気と欲と高波動の混じり合った過剰な過度の人間となり、

 

本来の人間のありかから、大きく大きく外れていきます。

 

 

 

 

そして、無尽蔵に引き出し続けられた神気は枯渇し、

 

神官のケアも間に合わず、神はそこで抜け殻のように、

 

そのひなびたかけらの身が残ります。

 

 

 

神の神気が底をついたことで、日本全体の高波動もどんどん落ちてきます。

 

日本人の頭から飛び出ていた意識が、徐々に落ちていき、

 

足元に意識が戻り始めます。

 

 

今まで、自分の中で気づけなかった、終わったとしていた、

 

無視していた負が、高波動であればあるほど、多く溜まっていた負が

 

再び日本人に降りかかり、

 

そしてそれを避けるために、より一層、高波動を求め彷徨います。

 

 

 

 

 

。。。

 

 

 

 

 

さて、このように、もうこの日本人が作り上げた神のシステムは、

 

もうすでに、まともに機能していません。

 

 

私たちは思ってたより、

 

日本の高波動の儀式の中でどっぷりと生きてきていました。

 

それを自覚できていないまま、その高波動の恩恵を受けてきましたが、

 

自覚できていないがために、それが崩壊した時の酷さに、混乱します。

 

 

 

この混乱のままに、全てが終わるのを待って、

 

そこから普通の人間に戻るのもいいのですが、

 

この状態から、一部のものたちに仕事が渡されます。

 

 

それが、精霊界の再構築です。

 

次は、その再構築の内容を書いていきましょう。

 


 

 

 

 

mie.

 

 

 

 

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