水曜日に黒斎さんのマトリックス・コードのワークショップに行って来ました。



モーフィアスになりきる黒斎さん。
コートとネクタイはアメリカから取り寄せたそうです。

19:00~3時間半近く、映画を見ながらの解説だったのですが、途中で「時間配分を間違えました。これはワンデイでやる内容だった!」とおっしゃるほどの押せ押せになってしまいました(笑)

映像を少し見ては解説し、と、とてもわかりやすいもので、またワンデイでやる事があれば参加してみたいです。いや、ちょっと長すぎるかも(爆)

映画のセリフ、いろんな仕掛けというか、ああ、なるほど、という事がたくさん散りばめられていて、解説付きで見るとさらに、「ほー」となりまして、なかなか深い映画なのでした。

最初にNeoが住んでいるアパート、101号室
これはプログラム言語の事で、二元性の象徴だとか。
彼は凡夫の象徴で、マスターを探している
彼のPC画面にseaching…と出ていましたね。

その後白ウサギのあとえ後をついて行けと言われる。
これは不思議の国のアリスの白ウサギと一緒
意図していないところから、預かり知らないところから招きが来ている

最初断ったNeroはついて行くことにしますね。
「じゃあ、行くよ」
いつもの生活リズムからはみ出す行動をすると決めるわけです。

選択は二つ
社会システムの中にいるか、出るか
システムの中では選択肢が狭い

新しいシステムを作ろうとすると、現状では何かおかしい、疑問が湧いてくる

この映画で出てくるagentは自我の象徴
彼は決してNeoをNeoとは呼ばない
Mr.Andersonとしか呼びません
それはNeoを二元性に引き戻そうとするから

というふうに、細かく解説があったわけですが、

自我対真我

アクション映画なので、途中の戦闘シーンなんかでは、コンピューター対人間として描いているわけですが、

三部作の最後、
Neo VS Agent Smithh

Agentは2部、3部とどんどん増殖していきました
エゴは戦えば戦うほど増える
無くそうとすると増殖する

エゴは受け入れると消える
いたらなさを攻撃しないで、受け入れたら消える

エックハルトトールさんも、エゴはエゴで焼き尽くすと言っている

スピリチュアルをやっている人が陥りがちなことは、
良く自分を俯瞰して見ましょうなどと言われて、観察して、
あはは、またやってるよ、と戦おうとしなければいいのに、
反省に変えていこうとする、改善しなきゃ、となることだと


この監督というか、兄弟、クラウド・アトラスも手掛けているらしく、劇場で見逃した私としては、借りて見ようと思いました。ちなみに最近お兄さんが性転換して姉弟になったとのことです。

この映画ミレニアム時期に作られたものだったのですね。
再度見てみると非常に面白かったです。




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