私は基礎化粧をやめて10年たちます。
何故かは分からないけれど、
ある日突然、
「基礎化粧いらない」
というインスピレーションがきました✨
私は日頃から、
基礎化粧について考えていたわけでもなく、
疑問を持っていたわけでもありません。
その時に考えていたこととも、
まったく関係のない流れの中で、
ふと降りてきた感覚でした。
私は昔から、
今考えていることとは別のところから、
こうしたインスピレーションが
突然やってくることがよくあります🌿
今回も同じでした。
理由を探す前に、
「もう、いらない」
そう感じただけ。
その感覚に従って、
基礎化粧をやめました。
そして気づけば、
それから10年がたっています。
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基礎化粧をやめたからといって、
肌を放置するようになったわけではありません。
むしろ逆で、
肌をごまかせなくなった分、
自分の体や心の状態を見る時間が増えました。
乾燥したときは、
「化粧水が足りない」のではなく
「最近、呼吸が浅いな」と気づく😮💨
くすんだときは、
「美容液を変えよう」ではなく
「少し無理をしているな」と振り返る。
肌は、
管理する対象ではなく
対話するものになっていきました。
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五臓六腑と肌のつながり 🧘♀️
東洋医学では、
肌は「五臓六腑の状態が表に出たもの」と考えます。
たるみは「腎」
腎は、生命力や回復力、水分代謝の土台。
ここが弱ると、
引き上げる力そのものが落ち、
フェイスラインやまぶたが下がりやすくなります。
シワは「肺」と「脾」
細かい乾燥ジワは肺。
呼吸が浅いと、
外から潤しても乾きやすい。
刻まれるシワやほうれい線は脾。
消化吸収や筋肉の力が落ちると、
支えが弱くなり、線になります。
くすみは「肝」
ストレスや緊張で血の巡りが滞ると、
顔色は一気に冴えなくなります😶🌫️
こうして見ていくと、
乾燥も、シワも、たるみも、
「何を塗るか」の問題ではなく
**「どこが疲れているか」**の話でした。
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行き過ぎたアンチエイジングへの違和感 🕰️
最近のアンチエイジングを見ていると、
「老いを止めること」そのものが
目的になっているように感じることがあります。
けれど、人間も物と同じように、
使えば経年劣化していく存在。
臓器も、筋肉も、関節も、
一切衰えない方が不自然だと思うのです。
私が大切にしたいのは、
老いに逆らうことではなく、
今の体を心地よく使ってあげること。
この体は、
一生のあいだ借りているもの。
だからこそ、
酷使するのではなく、
丁寧に扱ってあげたいと思っています🍵
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不安から生まれる購買 🛍️
日本の美容業界を見ていて、
ひとつ強く感じることがあります。
それは、
物を買う理由の多くが
「欲しいから」ではなく
「不安だから」になっていること。
使わないと老ける。
やめたら怖い。
続けないと意味がない。
そんな不安に応える形で、
商品や情報は増え続けています。
でも、肌は
誰かに委ねなければ守れないものではありません。
足さない選択は、
無防備になることではなく、
自分を信頼する選択だと思っています🌱
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10年たって思うこと
基礎化粧をやめて10年。
若いから今は大丈夫かもしれないけど年を取ったら怖いよ、
そう言われたこともありました。
けれど私は、
不安になったことはありませんでした。
「いらない」と感じた直感に、
迷いがなかったから。
むしろ、
自分の体調やメンタルと
丁寧に向き合う時間が増えました🕊️
肌は、
何かを足し続けないと壊れるものではなく、
ちゃんと向き合えば、教えてくれるもの。
これからも私は、
若く見せるためではなく、
この体と心を気持ちよく使ってあげるために、
自分自身のケアをしていきたいと思っています。