
「 HIMAWARI 」
嵐が地上に降りた夜
俺は生まれた小さなこの国に
何ひとつ足りないものもなく
優しさに包まれ愛の中で育った
ある夜 続いた どしゃ降りの中
神は俺にこう告げた
Run out my way
誰もが少年の夏を探してた
陽炎で霞む丘の上を HIMAWARI が咲いてる
いつも何かにつまずいては
絶望の果てで這い上がり
何度も . . . 何度も . .
誰もが豊かな暮らしを望んでた
犠牲とすり変えられた夢を通り過ぎていく
この国の選ぶ道は必ず限られていく
どこへも もう逃げるとこなどない
この街に優しさが
この星から愛が不足している
冷たい壁の向こうに
遠い星からの幾つもの警告
君に溶けていきたい
バランスを崩す全ての敵から
流れいく愛の糸をたぐり寄せて
君をこの腕で守りたい
押し寄せる波のように
夜明けが近づくと
俺は君をそっと抱き寄せて
静かに海を見ていた
歩いてきた道をふと立ち止まり
振り返ってみれば
そこには1輪の HIMAWARI が
微かに輝いていた
オゾンは突き破られ
地下で横たわる悪魔
いつまで同じことを繰り返せば気が済むの
犯してきた罪を償いきれるのか
憎しみも怒りも
この星から愛を見過ごしてきた
子供達はこれからも
大地を離れて飛び立っていく
君に溶けていきたい
バランスを崩す全ての敵から
流れいく愛の糸をたぐり寄せて
君をこの腕で守りたい
君に溶けていきたい
バランスを崩す全ての敵から
流れいく愛の糸をたぐり寄せて
君をこの腕で守りたい
