散り敷ける 花びら集め 鞠になし 独り遊びは ツンツクテン


満開のソメイヨシノを見ると
6代目歌右衛門丈の道成寺を思います。


「鐘に恨みは数々ござる、初夜の鐘を撞く時は諸行無常とひゞくなり。
後夜の鐘を撞く時は、是生滅法とひゞくなり、晨朝のひゞきは生滅滅已、入相は寂滅為楽とひゞくなり。聞いて驚く人もなし、我も五障の雲晴れて、真如の月を眺めあかさん。」

美しい長唄の声にのせて・・・