12月も半ば過ぎ。とはいえ、近畿地方はお昼になると寒さが和らぐ日も結構あります。もちろん、朝夕の冷え込みは、この季節らしいものではありますが。
さて、いつもの通り道は、サザンカが花盛りの時を迎えています。



午前の太陽の光を受けて、次々とつぼみが開いていき、明るい空間が広がってきました。
サザンカといえば、童謡たきびの中に登場する花ということで、元気で、明るいイメージを持たれやすいと思いますが、花言葉を調べると、困難に打ち勝つひたむきさ、とあり、単に明るいのとは少し違うようです。寒さに耐えて、それでも太陽の恵みを忘れずに開花する、その姿を見ると、花言葉の意味することにぴったりな気がします。
今年も、いろいろなことがありました。
天災も多く、今も大変な状況の方もいらっしゃると思います。
個人的なことでいうと、今年はこれまでにないほど体調を崩すことも多く、ようやく年末まできた感じです。
でも、サザンカを見ていると、こんなふうに日差しを大切に過ごす方が、やはり素敵だなと思えてきます。
そして、たきびの明るい歌声まで、どこからか、流れてくるような感じまでしてきました。