midoriwritingのブログを訪れてくださり、
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これまでのあらすじ
10代から20代後半までの約10年間、
スピリチュアル・バカになって現実逃避。
大間違いだったと気づき、絶望
素晴らしいカウンセラーさんとの出会いで
起死回生のチャンスを得る。
ファザコンを癒し、
父の会社で大躍進を遂げるも、
経営は火の車、父は他界。
どうなる、みどり
みどり、限界
社長である父が他界し、
会社は空中分解しました。
私のいる葬儀部門は
唯一の黒字部署。
毎日、売上金を回収するごとに
銀行に走って入金
それでも足りず給料の遅配がスタートし、
社内に緊張が走ります
取引先が支払いを求めて押し寄せる。
本社に支払いを求めても、
責任者が逃げて対応しません
もちろん、日々の業務は
普通にこなさなければなりません。
そんな時に限って、忙しいものなのです
『火事場の馬鹿力』とは言いますが。
確かにこの時、私の馬鹿力スイッチが
オンになりました。
本社との交渉を粘り強く続けつつ、
スタッフをなだめたり
一緒に泣いたり
取引先を回り、時に土下座。
本社に売上金を渡さない作戦で
お給料は勝ち取ったものの、
業者からの取り立てや
取引停止の嵐
代わりの商品を探して奔走
人員不足の煽りで
ほぼ、全業務に携わることに…
そんなことが何ヶ月続いたでしょう。
精神的にも、体力的にも、
経済的にも、追い詰められ
もう、ムリ。限界…
と思ったその時!!
本社が倒産しました。
と、同時に、別法人であった
葬祭部門が、業界大手の某社に
サルベージしていただけることが
決定したのです
全従業員をそのまま雇用して
くださるというのです
驚き、そして安堵
長く苦しい闘いが終わったことを、
全身で感じました。