ジーンケリーがダンスを踊りながら「Singin in the rain~」と歌う場面が出て来て、梅雨時には思わず口ずさんでしまう。いい時代のアメリカ映画ですねぇ。そんな名前を貰ったバラ。
不思議なんですけど、女性より凝る方が多いことを発見@@
何を育ててるの?と聞かれるので少しずつ特徴をUPしようと思います。
咲き初めは茶色がかったアプリコットですが、次第にイエロー系アプリコットに変わり
花の裏に少しシルバーが入るフロリバンダ。花色の変化が楽しいバラです。
毎年1番花を飾る`カクテル’
1957年フランス作出。
アメリカの女優さんでモナコ公妃になったグレースケリーに捧げられた`プリンセス・ドゥ・モナコ’。今ではパパラッチから妊娠を隠したフランスのケリーバックの方が有名ですが。1982年フランス作出。
花色の変化に加え、咲き始めの香りが秀逸、うっとりする香りは男女共に人気です。虫は付きやすい。
頭上で咲いてる`パパメイアン’
本物の香水に使われるダマスクモダン。
香水好きな人は好きみたい。花付きはイマイチ。
黒バラ系で世界バラ連合の殿堂入りしてますが、フランスの名育種家、メイアン家を代表するバラだからでしょうか。1963年フランス作出。
純白の`アイスバーグ’は青空にも
夕陽にも映える秀逸なバラ。春先から晩秋まで咲いてない日が無いほどの強健種。
浅いカップ咲きから平咲きに変化。
殆どが房咲きになるので、肥料は多めにあげてます。1958年ドイツ作出。
`ゴールデン・メダイヨン’1984年ドイツ作出。
季節によって、レモンイエローや深い黄色、鮮やかなイエローと花色を変えます。1本あると華やかになります♪
社員達が選んだフランス、デルバール社のバラ達も元気一杯♪
`ラウル・フォルロー’
ルージュ色のティーローズ型。凄まじい勢いでシュートを伸ばしてワサワサと花をつけます。
昨年末に強剪定して樹形を整えたけど今年も元気一杯。
`ボルデュール・アブリコ’
アプリコットからオレンジへ変化する花色。
花型の美しさと花付きのよさは驚くほど。男性社員が選んだとは思えないほど社員に人気のバラです♪
`ベル・ドゥ・セニョール’
フランスの恋愛小説から名前を貰ったバラ。花もちが良く、アプリコットが徐々に淡い色へ変化するあたり、若い女性が好むロマンチックカラー♪
デルバール社の`マミーブルー’や
`ローズ・ポンパドゥール’をはじめ
`マダムヴィオレ’1981年日本作出
`シャルル・ド・ゴール’1974年フランス作出
`ブルームーン’1964年ドイツ作出
雨のあたらないベランダで育ててる我が家の青バラの方が花形はいいけど、花は小さいですね。
これら、ブルー系は様々な香りが入るので独特の香りが部屋いっぱいに♪
ただし、同じブルー系でもティーやスパイシー、ムスクなどが複雑に加わり、全て違います。
`ブルー・ナイル’1976年フランス作出
ラベンダー系の中ではうどんこ病に強いバラですが花付きは悪い。
しかし、満を持したように今年は咲く気満々!
軽く50輪。今年一杯咲いてまた休む気かもしれない気まぐれなバラ(^^;
でも、「ステンレス・スチール」などの交配親で数多くの名花を生み出している、いいお母さんでもあります
お母さんと言えば・・
これらバラ達の原種、`ロサ・カニーナ’も元気です♪
現在は花が終わり、ローズヒップになってます。
日本のハマナス(ロサ・ルゴーサ)やノイバラ(ロサ・ムルティフローラ)、中国原産のモッコウバラ(ロサ・バンクシアエ・バンクシアエ)、台湾にも自生するナニワバラ(ロサ・ラエウィガータ)、ヨーロッパ全土に分布するこのロサ・カニ-ナ。
これら十数種の原種から、3万を軽く超えるバラの品種が生まれています。そういう意味では珍しい植物です。
バラ達を守ってくれてるラヴェンダー。名古屋のうちはもうじき終わり。
カモミールは現在まっさかり。
日本作出のバラも素敵なのが一杯咲いてますが、今回はこれくらいに。
バラがひと段落したら、アジサイと黄色の菖蒲が咲き始めました。