マシュマロの材料といえば、皆さんはどのようなものが思い浮かぶでしょうか?
現在は、卵白やゼラチンを使って作られていますが、、、
昔は卵白の代わりにウスベニタチアオイ(マーシュマロウ)という植物が使われていました。
ウスベニタチアオイ (Althaea officinalis Linne) (アオイ科)は、
地中海東部沿岸地域原産で、夏に淡い紅白色の花を咲かせます。
こちらが根の写真です ↓
これだけ綺麗に根を掘り起こすのは、とても大変な作業です…!
根は、胃炎、胃潰瘍等の消化器疾患、気管支疾患に薬用として用いられます。
今回は、このマーシュマロウの根から出る粘液を使ったマシュマロ作りに再挑戦しました
まずは、皮を取り除いた根を刻みます。
これを水に浸し、、、
ざるを使って、根を取り除きます。
ちなみに、この工程を横から覗くと、、、
ドロッとしているのが分かりますね
そして、この粘液を泡立てていきます!
前回は手動で泡立てて失敗し、灰色の何かが生み出されてしまったので、
今回はその反省を生かして、文明の利器(電動泡だて器)を使いました。
泡立てたものをスプーンですくい、コーンスターチの上に乗せて、
冷蔵庫で冷やして完成です
泡を食べているような食感で、オクラ(アオイ科)のような匂いがしました!
2年越しの課題提出を果たしました