子どもの意思を尊重する子育てをして来ました。頭ごなしに親に従わせることには疑問を感じます。

子どもが納得の上行動するのと自分の意思に関係なく親に言われて行動するのではモチベーションが

全く違います。0歳からこうした方針で育てて来ました。1歳の娘が赤い風船🎈をいただきました。

でも緑の風船が欲しいと言います。お願いして緑色の風船に替えてもらいました。

このことをブログに書いたら非難轟々でした。我慢させるべきだ。我儘な子に育つ。特に男性からの非難が多かったです。自分の希望を伝えてそれが叶った娘の気持ちはどうでしょう?

きっと嬉しくてこれからも自分の希望を言ってみようと思ったことでしょう。

万事がこんな調子で育てて来ました。自分の思ったことは例えそれが受け入れ難いことでもはっきり言います。

高校なんか言ってもしょうがない。中3の時そう言いました。ギフテッドの娘にとって学校の勉強は簡単過ぎてつまらないものでした。勉強したことはほとんどありません。小学校入学時には一般紙を読んでいました。

国語で5年進んでいました。本人の読解力に合わせて本を買い与えて来ました。小学4年生の頃には大人が読む単行本を2時間で読破していました。日本ではギフテッド教育が一般化されていません。飛び級も落第もありません。でも高卒でないと例えコンビニの店員としてアルバイトするのも厳しいです。

時給800円で一人でアパートを借りて自活出来るか計算させました。1か月20日働いていくら収入があるのか?家賃に光熱費、食費などなど必要経費を計算させるとさすがに本人も厳しいとわかったようです。今度は志望校です。

地元のトップ校の公立高校ではなく奨学金が貰えて授業料はタダ交通費も支給される高校に行きたいと言い出しました。お金の計算をさせたので計算高くなったのでしょうか?

そこで今度は近くの高校に行けば時間がたっぷりあるのでバイト出来ると説得しました。娘も納得して近くの進学校に入学しました。ところがアルバイトは郵便局と三島大社の巫女さんだけしか許されていませんでした。田舎の事情は全く知りませんでした。

騙されたという娘に返す言葉もありません。でも目一杯郵便局でバイトしました。娘の人生が花開いたのは大学進学以降です。好きなだけバイトして自宅アパートに友人を呼んでは料理を作ってもてなしていたようです。

大好きな料理とお菓子作り。東京に行く時持って行ったのはオーブンレンジです。

自分の意思で行動する子に育ったと思います。計画を立てて海外移住。得意な語学力で新しい言語も半年でマスターしました。そっと見守っています。