あなたは自分のことを人に優しい人間だと思いますか?イエスと答える方もいると思います。


 真の優しさ とは何でしょうか?


人に親切にすることも優しさだと考える人もいます。親切にされることを喜ぶ人ばかりではないです。お節介だと感じる人もいます。


相手を傷つけないように言葉を選んで話すことが多いです。人の考え方は人それぞれです。


ある時、白血病で危ない状況にあると聞いた人が塾をやっていらして生徒のお母さんから数年先までの授業料を前払いで払って欲しいと言われていると聞きました。


白血病の治療は高額な医療費が必要かなと心配しました。救急車で病院に運ばれたとも聞いていました。塾の経営者と親しくしている友人に最近〇〇さんの体調はどうですと尋ねました。


塾の経営者の人からこれほど酷いことを言われたのは初めてだと電話がかかって来ました。びっくりしました。体調はどうかと間接的に尋ねただけです。


プレゼントされて喜ぶ人ばかりではないです。腹を立てて怒る人もいます。相手のことを思いプレゼントしてもなんだこんな物と憤慨する人もいます。醤油の6本セットが送られて来てなんだこんな物をよこしてと義実家で言っているのを聞いて驚きました。


送った方は醤油ならどこの家でも使うから無駄にならなくていいと考えて送ったのかもしれません。


プレゼントされて憤慨して怒る人は、いつも人に対してそういう反応をしているのかもしれません。こんな物を送って来るなんて、わたしのことを見下げているんだと。


食べるに事欠くと聞くと食料品が実際的なプレゼントかなと思うのですがお金が欲しいだけと思う人もいます。でもお金を送っては失礼だとわたしは思ってしまいます。


入学祝いとか出産祝いを知人に送ったことがあります。感謝する人もいますが、そうでない人もいます。ありがとうと言うことでプライドが傷つくのかもかしれません。


悩みを打ち明けられるとどうしたらいいのか真剣に考えてしまいます。どうすれば解決できるのか調べたりします。でも調べてこういう方法もあると提案すると憤慨する人もいます。





カウンセラーの場合聞き流すことが大切だと知りました。わたしはカウンセラーではないですが、参考になると思いました。解決策など聞きたくないと感じる人もいるようです。


ただ聞き流していると本人が自分で解決策を見いだすそうです。そう言えば河合隼雄さんもふんふんと話しを聞くのがいいカウンセラーだと書いていらっしゃいました。


でもそれだけだとカウンセリングにならないからこちらから話すこともあるとあったように記憶しています。


放っておいて欲しい。そっとしておいて欲しいと思う人は多いです。身近な人を亡くした方に慰めの言葉をかけたいと思っています。


わたしは弟を亡くした時に弟のことを知っている人から慰めの言葉をかけて欲しかったです。でもそう口に出したら徹底的に責められた経験があります。あなたは仲間を恨んだり憎んだりしていると2時間に渡って電話で責められました。


実家に行って毎日15時間くらい働いて弟の部屋を片付けたりで疲れて帰って来たばかりなので2時間の説教はこたえました。


徹底的に相手を責める人もいます。自分は正しい。相手を正さなくてはと思っているのでしょう。でもわたしは言い返したりはしません。


ある時年配の女性から人と口論した時の話しを聞きました。やられたらやり返すと言っていました。その方との会話で相手を傷つけようとして話すこともあるのだと知りました。


それまでのわたしは性善説というか相手を傷つける目的で言葉を選んで使う人がいると思ったことが無かったです。だから言葉にかなり傷つく方でした。


それからは、この人はわたしを傷つけたくて言っているんだと思えるようになって以前ほど傷つかなくなりました。


妹は、わたしのことをお姉ちゃんは優しすぎるからと言います。長女なのでいつも弟や妹のことを思って育って来ました。


中学生の時の通知表にすこぶる繊細と書いてありました。横浜に住んでいた時〇〇さんは人を傷つけるようなことは絶対言わない人だと言われたことがあります。


いくら言葉を選んで話しても傷つけられたと責める人もいます。


ウィリアム・グラッサー博士の『洗濯理論 幸せな人間関係を築くために』にはどうすれば幸せな人間関係を築けるかについて記されています。



真の優しさとは何?


考えていただければ幸いです。