もうすぐ小学校入学という幼い子どもがいるのに自殺するという母親の気持ちが理解出来ません。わたしが死んだ方が生活費が浮いて子どもも幸せになれるそうです。


お金がないから自殺して食い扶持を減らす。そんなことで子どもが幸せになれるわけないです。あとからお母さんが自殺したと知って子どもはどういう気持ちになるのでしょうか?




ニュースで3人の子どもを殺して無理心中しようとしたとありびっくりしました。まだ27歳です。夫は34歳。ワンオペ育児だそうです。



わたしの横浜時代の友人で18歳の時に父親が自殺した女性がいます。荒れて無銭飲食をしたことがあると言っていました。


自殺遺児はどんな気持ちになるのでしょうか?



  • 「自分のせいで死んだ」「自分が悪い子だったから」など、死の責任が自分にあると思い込み、自分を責める。


2000年2月、10数名の自死遺児大学生にどのようなことに気をつけてサポートしたらいいのか、聞くことから始めました。彼らからでてきた言葉は「親が自殺で死んだと言えなかった」というものでした。また半数近くが親の死の現場に遭遇していました。第一発見者でした。私たちは愕然としました。

 「なぜ自ら死んだの」「何が原因なの」「どうして気づかなかったのか、止められなかったのか」「あの時声をかけていれば止められたのか、親が死んだのは自分のせいだ」「私は棄てられたのか」「死んだ父親がにくい」「今までのことはみんな嘘だったの」「遺されたもう一人の親も死んでしまうの」「自分も同じような道をたどるのか」「家族と死んだ親の話ができなくなった。みんな傷ついていた」「母親は今も許せないと言っている。一方で自分も責めている」「誰にも自殺って言えない」「親や親戚に『自殺って言ってはいけない』と言われた」。このように自死遺児は「自殺って言えない」、親の死因を語れない深い心の傷があります。自殺と言った瞬間に友達(人間)関係が崩れたり、阻害されてしまうのではないかという強い恐れがあります。これは社会の目、自殺を「忌まわしい死」「弱いものの死」「身勝手な死」と見る目が影響しているからです。そして自殺を止められなかったという後悔、棄てられたという遺棄感、恨み、悲しみ、答えのない問いに終始さいなまれ、心の安定感が大きく損なわれていました。2001年のつどいでのアンケート調査では95人の自死遺児のうち32%が「親の死を自分のせいだ」35%が「遺された母親も死ぬのではないか」と思ったと答えています。

父親を亡くした自殺遺児はあしなが育英会が援助してくれます。母親を亡くした子どもはどうなのでしょうか?母子家庭なら支援してくれると思います。

うつ病が原因で自殺する人もいます。金銭的理由で自殺する人もいます。10年以上うつ病で通院しています。夫の転職により収入が減り生活費が足りないそうです。

うつ病では障害者年金がもらえないそうです。偽装離婚して生活保護を受けようかと思ったこともあるそうです。行政は、経済的に行き詰まって自殺するしかないと思い詰める人を支援してくれないのでしょうか?