叱らない子育てについて検索してみました。叱らない子育てとはアドラー心理学と関係があるようです。
以下は叱らない育児のカン違いからの引用です。
そんなときに、「これはいけないことだった」と分からせて、「いけないことをしたら謝り、自分がしたことの責任を取る」という行動をくりかえし教えることがしつけであり、叱ることですよね。
ただしその時は、大声で怒鳴ったり親の感情をぶつけたりしない…というのが本来の「叱らない子育て」の考え方。
「この子のせいでやっかいな状況に対処しなきゃいけない」という腹立ちや、他人から「しつけのなっていない親だ」と思われたくないという焦り、何回言わせるのというイライラといった感情を子どもにぶつけてしまうと「叱っている」のではなく「怒っている」状態になってしまいます。
また、まったく叱らないままでは、子どもに「何がいけないことか」「いけないことをしたらどうするか」を教えないことになり、貴重な学びのチャンスを奪ってしまいかねません。
「叱らない」が「教えない」になってしまわないように…ということですね。
どんな悪いことをしても叱らない親は真に子どもを愛していると言えるでしょうか?それは溺愛だと思います。
溺愛は子どもを自己中にして自己肯定感を低くすると思います。危険なことをした時や人に迷惑をかける行動をした時は叱る必要があると思います。
わたしは母によく叱られましたがすぐ下の弟のことを母は叱りませんでした。溺愛していたからです。
弟が小学生の時にわたしが貯めていた記念硬貨を盗んで全部プラモデルを買って来たことがあります。東京オリンピックの記念硬貨もありました。
額面の金額で全部使ってしまいました。総額で額面の金額で2万円です。母は少しも叱りませんでした。わたしに代わりにその分お金を払ってくれることもなかったです。盗まれる方が悪いと考えたのかもしれません。
中学生になった弟は友人に誘われて電気店で万引きをしました。でもその時も母は叱りませんでした。2万円分の記念硬貨を盗んで使ってしまった時に厳しく叱っていればそんなことはしなかったと思います。
弟は幼い頃からわたしに暴力をふるっていました。4歳の頃わたしの足に鉛筆を突き刺しました。その時母にがどう対応したか覚えていませんが、きっと叱らなかったと思います。
弟が10代の時は手の甲に鉛筆を突き刺しました。掌まで4cmほど貫通しました。その時病院に行かなかったので後に手が曲がらなくなってしまいました。ピアノを弾くのも諦めました。
痛みがあったので数年経ってから芯を抜いてもらいました。麻酔無しだったのでとても痛かったです。弟が18歳の時に寝ていたらパイプ椅子でいきなり襲って来ました。
危険なのでしばらく家に帰りませんでした。弟が暴力を振るうようになったのは、もしかしたら父が母に暴力を振るうのを見たからかもしれません。わたしが4歳頃父方の親族がたくさん取り囲む中で父が母を両手の拳でぼこぼこに殴った記憶があります。
父は問題のある人でした。経済DVも酷かったです。母は子どもの前で父のことを悪く言っていました。わたしは夫婦の問題には関わりたくない。中立を保とうと思っていました。
弟は母の味方でした。わたしは弟はきっと母に飲み込まれてしまったのだと思いました。アダルトチルドレンのスケープゴートです。
わたしはアダルトチルドレンのヒーロータイプでした。4人兄弟なので病気で入院したりした下の弟、ロストワンの末っ子の妹がいました。
子どもを褒めることも必要です。でも他の子と比べて褒めるのでなく本人がどこまで進歩したかを褒めることが大切です。親切な行いをした時にもめざとく褒めてあげましょう。