自分は子育てを頑張っていると思っているお母さんも多いと思います。一流大学に行かせて一流企業に就職したり医師や弁護士などの高収入の職業に就かせたいなど子どもの将来にレールを敷く親もいるようです。

 

もちろん子ども自身が自分の意思で医師や弁護士を目指したり技術者になりたいと考えて努力することは素晴らしいことです。わたしが言いたいのは親が子どもの意思を無視してしまうことを憂いています。

 

幼児教育を頑張っている方のブログはたくさんあります。

すごいなと思う反面子どもはそれをどう感じているだろうと

考えてしまうこともしばしばです。

 

子どもにとって一番大切なのは思いっきり遊ぶことだと

わたしは、思っています。

 

 

 

幼児教育を頑張っても7、8歳になると追いつかれてしまう

というデータもあります。

 

以前東大生の親について調べた時、習い事で一番多いのが

水泳。2番目がピアノ。他にも東大生の調査で幼児教育(教室に通う)をしていた子は一人もいなかったとありました。

 

ウィリアム・グラッサー博士は、外的コントロールをしない

ことが幸せな関係を作ると言っています。

 

親がガミガミ言って勉強をさせようとしたりは勉強する

意欲を失くさせてしまいます。

 

お手伝いが子どもにとってプラスになることは多いです。

でも次々お手伝いを言いつけて褒めないで叱ってばかり

では子どもは辛いです。

 

良い子として育った人が大人になって自分がない。

親の言いなりだったと気づくこともあります。

場合によっては最近はやりの毒親育ちだと思ったり。

 

生まれてから小学校入学までは、とても大切な時期です。

知的能力以上に

自己肯定感折れない心、辛抱強さや

やり遂げる力を身につける時だと思います。

 

そして最も重要なことは愛を身につけることです。

 

子どもは愛されることによって愛することを学びます。

 

無条件に愛されることが必要です。

テストで良い点を取ったから褒められる。悪い点だと

こんなこともわからないのかと叱られる。

 

これでは子どもは親の愛を感じられません。

 

子育てが楽しくないという方もいらっしゃるようです。

 

子どもから教えられることも多いはずです。

 

わたしは娘を育てて初めて愛されることを経験出来ました。

娘がわたしのことを愛してくれる。病気がちでしたが

元気になっていきました。

 

息子を育てていた時、厳しくしてしまったこともあり申し訳なかったと思います。

 

わたしは長女だったので親から叱られてばかりいました。

お手伝いをどんなに頑張っても褒められたことがありません。

 

子育てについていろいろ考えたり本を読んで勉強したりも

しました。

 

親を反面教師にと言ってくださったのは中学の理科の先生

です。その時初めて反面教師という言葉を知りました。

 

中学生の時毎日が辛くて先生方に随分助けられました。

一緒に食事をしながら話しを聴いてくださった英語の先生。

音楽室でピアノを教えてくださった音楽の先生。

 

 

先生方の支えで何とか頑張れました。

 

子どもは、神様からの大切な宝物

 

親が思い通りに支配できるものではありません。

支配しようとするなら子どもに害が及ぶだけでなく

親も幸せにはなれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近読んだ本