中学生になると成績が上位と下位の二極分布になります。

決して山型分布にはなりません。塾に行き上位校を目指す生徒とただ学校に来ているだけの生徒では差が付きます。

 

我が家は長男も長女も塾には行っていません。わたしが長年

塾や家庭教師で子どもを教えて来たのであえて他人に子どもの勉強を見てもらおうとは思いませんでした。

 

長男の時の数学教師はプリントを出す先生で夜わたしが寝ているといきなり息子が目の前にプリントを持って来ることが多かったです。熱心な教師で数プリで有名でした。

 

長男はきちんと学校の課題を提出していました。元々人と接するのが好きですぐに誰とでも友だちになってしまいます。やはり本人が成績上位でいたいと思うことが大切でしょう。

 

 

田舎で生活しているので中学受験とは無縁です。

長男は小学6年生まで横浜で育ち本人は周りと同じように

中学受験がしたいと言っていました。

 

当地に引っ越すことになった時区域内に韮山高校という偏差値の高い高校があることを進研ゼミで調べて喜んでいました。区域内には伊豆中央高校という進学校もあり教育熱心です。

 

このいずれかを目指す生徒は上位層にいます。一方でまったく勉強しない生徒も結構います。テストが始まっても問題を読むことすらしない生徒がいてそのまま机の中にしまうそうです。

 

やはり親が子どもの成績に関心を払うべきだと思います。親に気にかけてもらっているなら頑張ろうという気持ちにもなれます。特に数学は一度わからなくなってしまうと大変です。

 

長女は幼い頃から非常に優秀でした。国語で5年進んでいて

算数も得意でした。勉強に関しては全教科よく出来ました。

ただ勉強が簡単過ぎて学習意欲が湧いて来ないようでした。

 

中学3年生の時に学校で配布される県が制作した問題集を毎日決められたページを学んで提出することになっていました。

 

中学3年の最初の保護者会の時に一度も提出していないことに気がつきました。なぜ提出しないのか訊くとあんなのやったら馬鹿になると言います。確かに悪問揃いです。

 

宿題をしないことで有名になってしまいました。黒板に毎日

名前が書かれていましたが一向に気にする気配はありません

でした。試験期間中も教科書を学校に置いたままの時も。

 

簡単過ぎてつまらない勉強を強要すると勉強嫌いになって

しまいます。本人のぺースに任せました。幸い前期と後期に

その年から受験が変わりましたが前期で韮山高校に合格。

 

中学時代つまらない宿題はしませんでしたがケーブルテレビで毎日字幕付きの洋画を見ていました。英語力はこの洋画鑑賞で身につけました。

 

高1の英語のテストで海外の大学に入学可能の判定が出ました。生きた英語から学ぶことで自信がついたようです。

 

数学に関してZ会で問題集が一冊あり、これやってみればと

言うと一回20分のところを一冊20分でやってしまいました。

 

これだけの能力があると皆と同レベルのことをするのはとてもつまらないのでしょう。長女のために飛び級があればどれだけ良かったかと考えたのは一度や二度ではありません。

 

韮山高校に入学すると最初の面談で担任によく勉強していますねと言われました。全然勉強していませんと言うと親に隠れてしているのでしょうかと言われ思わず吹き出しそうに。

 

進学校なので最初から東大と言われました。高校二年生の担任が今勉強しない生徒は奈落の底と言ったので全然勉強しないのですがと言いました。

 

すると担任はいつも彼女には東大に行けば最高の実験設備の元で実験出来ると言っていますがと。数学の教師でとても人気のある先生でした。

 

もし嫌がる簡単すぎる問題を強制していたら本当に勉強嫌いになっていたと思います。

 


 

日頃の学習習慣も大切です。自分で解ろうとすることが大切

です。塾に行ったら安心とか家庭教師をつけているからでは

真の実力はつきません。

 

自分で勉強してわからないところを教師に質問して納得して

行くような姿勢が大切だと思います。

 

進研ゼミやZ会などの通信教材で受験に備えることも有効だと

思います。

 

 

 

 

 

 

 

長男は進研ゼミ高校講座を高3の時に受講しました。

 

長女は一番下に上げたZ会の東大理系数学のみ受講しました。

英語は得意なので受講していません。

 

進学校なので学校で東大受験生のみ河合塾のビデオを見せてくれますが女子が少ないので貸してくださいました。田舎と都会では大きく状況が異なります。

 

 

 

 

 

 

難関校は青チャですがレベルにより黄色と赤もあります。