娘が敏感でHSCと書きましたが、わたしも敏感です。

HSCの親には、HSPが多いそうです。

 

日本ではまだなじみのない「HSP」は、「人一倍、繊細な人物」(Highly Sensitive Person)の頭文字を取ったもの。90年代にアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士によって名付けられた、人の「気質」を表す名称だ。この気質は環境や教育によって生じるものではなく、生まれつきストレスを処理する「扁桃体」が活発で、不安や恐怖を感じ取りやすい性質を持つとされている。

 

わたしは、聴覚と嗅覚が敏感です。

 

20代までは、高周波が聴こえるようで美術館のセキュリティ

の音がキーンと聴こえて大変でした。義母がくれたテレビも

キーンという音がして処分しました。

 

娘はクラスメイトがいじめられていると自分のことのように

感じます。虐めのことで担任に会いに行ったことがあります。

これからそのことについて話すところと言われました。

 

娘とわたしが違うところは、自己肯定感です。

わたしは自己肯定感が高い方ですが、娘は自己肯定感が

低い方です。

 

能力は、高いのですが、出来ないところばかり気になる

ようです。主人は自己肯定感が低い方で似たのかなと

思っていました。

 

通知表をもらって来た時すごく暗い顔でどうしたのか

心配したら、図工だけ真ん中でした。娘には図工の成績

しか目に入らないようでした。

 

娘が自信を持てるように気を遣って来ました。

好きなことを思いっきり出来るようにして来ました。

 

ヴァイオリンの練習も無理に練習させたりしませんでした。

あまり練習しなくても弾けてしまうので、本人は、それで

満足するようでした。

 

娘は高校生くらいから自信を持てるようになりました。

模試の成績が良く進学校なので定期テストの順位が

張り出されるような環境だったからかもしれません。

 

一番大きかったのは、高校生の時に担任に恵まれた

からだと思います。よく褒めてくださったようです。

 

あまり勉強しない子で先生に家で勉強しないと言うと

親に隠れて勉強してるのかなと言われるので思わず

吹き出しそうになりました。

 

2年生の担任もとてもいい先生でした。

教師に恵まれると学校生活も楽しくなります。

 

高校3年生の時に1年の時の担任に人知れず頑張って

いるんだねと言われたそうです。先生に申し訳ない

から勉強しないとと言っていました。

 

わたしは、娘の不安な気持ちがよくわかります。

同じような感性を持っているからだと思います。