「不死鳥」の春夏秋冬、そして花

 

不死鳥の花って見たことありますか?

1メートルほどに成長した不死鳥に花が咲きました。

大きくてとても立派で、存在感のある花が咲きます。

 

不死鳥の花言葉は「子孫繁栄」や「たくさんの小さな思い出」です。

不死鳥は、名前のとおりとても丈夫。死なない鳥なのです。

また、鳥が羽ばたいているかのようにもみえるとも言われています。

 

■不死鳥とは

 

不死鳥(ふしちょう)は、ベンケイソウ科カランコエ属で、「子宝草」と「錦蝶」との交配種です。主に夏に成長しますが、冬も室内が暖かいと成長します。

 

■不死鳥の育て方

不死鳥の育て方は、とても簡単。とても強いので、初心者にもおすすめ。育ちも早く見ていてとても楽しいです。

 

四季を通して春夏秋冬の不死鳥の変化を写真と共に紹介します。ちょっとした季節ごとの注意点も書かせていただきます。

 

春は、霜が降りない時期から屋外へ

 

春先は心配なので、失敗しないように屋根のあるところがいいですね。水やりは、葉が垂れ下がるとしっかりとやる感じです。

水不足になると、下の葉から枯れて落ちてしまいます。

 

暖かくなってくると新しく出た葉から赤ちゃん不死鳥がたくさん生まれてきます。あちこちにたくさん落ちてあっという間に増えます。

 

夏もぐんぐん成長!どんどん増える

春に植えた赤ちゃん不死鳥がもう次の赤ちゃんを持ち成長しています。成長が早いと実感できる季節です。

 

他の多肉植物も同じですが、直射日光が強すぎると葉焼けの原因となりますので、半日陰の風通しの良い場所が最適。

光が少なすぎると、間延びしてしまいます。

 

水やりは、しっかり土が乾いたらしっかりとやってください。

夏はぐんぐん水を吸収し、どんどん成長します。

 

こちらは要注意!・  ・!

間違っても日中に水をやるということはないように‼やった水が熱湯になり、植物がむせ上がって枯れてしまいます。

夏は少し涼しい朝か夕方に水やりをしてくださいね。

 

秋もどんどん増え成長します

どんどん子株ちゃんが落ちて成長する不死鳥ですが、鉢を替えて1本立ちさせるとすくすくと大きくなります。

今年、生まれた子株ちゃんもぐんぐん大きくなる時期です。

この時期は陽当たりがよい場所がおすすめ。

陽当たりにより間延びすることなく、ぎゅうっと詰まった茎の太いしっかりとした不死鳥となります。

 

水やりは、乾いたらやるという感じですが、この時期はあっという間に水分がなくなるので、毎日やっても大丈夫です。

花を咲かせたい場合は、水やりを控えてくださいね。

 

冬は、霜に非常に弱く、寒さにもやや弱いです。

室内に入れることをおすすめします。

寒さは、0度くらいまで耐えることができますが、写真のようにとろけてしまいました。

 

外で水をやらず冬眠させると0度以下でも、霜が当たらなければ枯れずに堪えている不死鳥もあるのですが…おすすめしません。

 

水やりは、1か月に1回以下。

暖房した室内だと、間延びしてしまうので、陽当たりの良い縁側や出窓など、涼しい?!ところが最適です。

 

■同じ時期でも色が違う

下記の写真①と②は、同じ日に撮影しました。

そして同じ親の不死鳥です。

土や水、肥料などによって色がこんなにも変わってしまいます。

 

①半日陰で水が足りている不死鳥

 

②陽当たりのよい場所で水不足の不死鳥

 

③ベアさん家の不死鳥錦

見かけは分かりにくいですが、子どもが付いたときにピンクの子株ちゃんがつくのでよくわかります。

 

 

↑左:不死鳥錦の子株ちゃん  右:不死鳥の子株ちゃん

 

■不死鳥の花、そして成長

不死鳥は、1月の寒いころにぐんぐんと花の芽が伸びはじめました。

 

そして、2月の上旬ごろに花がひらきました。

 

その後どんどん成長し、こんな形になりました。

下の方の葉っぱは枯れてしまい汚くなったのでカット。

 

不死鳥は、成長がとても早く、名前のとおり丈夫で育てやすい植物です。育てる環境で成長が異なるので、さまざまな形の不死鳥が楽しめます。

花も大きく立派です。ぜひ花も咲かせてみてくださいね~。

 

最後までお読みいただきありがとうございました^-^/ラビ