6月の中ごろ、私のペットの猫様はだんだん食欲もなくなり、

年を取ったようなちょっとぼけてきたような・・・

そんな感じでしたがあまりにもだっこされたがり、

鼻も乾いて熱があるようなので病院へ連れて行きました。

なんなんだろうなあ~と思いながら・・・


レントゲンと血液検査をしましたら、なんと、

片方の腎臓がはれてしこりになっていました。

わたしは、便秘なのかしら・・・とおもっていたのですが。

さらに極度の貧血でヘモグロビンが60%くらいにおちていますとのこと。

お医者さんはこれは「癌です。

かわいそうですが1ッ週間内に取らなければ長くないですよ。」

といわれてしまいました。

かと言って高齢ねこさまは13歳です。少しぼけています。

メスを入れたらきっと痛さでもっと免疫力が落ちる、

また麻酔でもっとぼける・・・

ここで決断できないので一度家に帰って相談しますと言って

痛み止めと抗生剤とを打ってもらって帰ってきました。

でも、もう、そのときには決断していました。手術はさせない・・と


「がん治療」は無意味だから。

免疫力をあげるには「酵素」貧血には「鉄剤」痛み止めには「バッファリン」

胃薬は「ビオフエルミン」がある。

猫様は飲みたがらないけどスポイトがある。

どんな生き物にも「死」は訪れる。

だから、最後は痛くなく、自然にごく自然にあの世に帰っていくのがいい。

帰って夫に経緯をはなし、

私の考えを話しそういう風に送ってやりたいと話たら

「それでいい」とわかってくれた。


それから、4時間置きに薬、酵素、病猫食を与え続けた。

おなかのしこりはだんだん小さくなってきました。

でも、高齢なのでそっちのほうからだんだん弱ってきました。

時々抱いて家の中、窓からの景色、玄関から外に出て家の前の景色を見せました。

大好きな外も自力ではなかなか見ることができなくなってきていました。

でも、抱くとこの世での生きている瞬間を

共有できる感じが腕を通して伝わって来ます。


猫は昨日の意識はないといわれています。

今を生きているのがすべてなのだから今いたくないのがやはり一番ここちいい。

なんかだるい寝ていたい・・・なんだろうけど。


そんな風にして最後の1ッ週間は何も食べられず、

水もなかなか胃に入っていかず横になったままの状態でした。

時々、向きを変えてやったり、なでてやったりして

「だいじょうぶだよ~、ねんね~、かわいいね~いいこだね~」

と声かけをして安心させてやりました。

普段あまり関心のない夫まで「よ~しよ~し、いいこだ」と話しかけていました。

なんてったって、夫はこの集団(家族だけですが)のボスなので

いつもは前を通るときは立ち止まり

何かお言葉をもらってから次の行動に移っていましたから。



そうして、8月の夜中12時から2時の間に静かに行ってしまいました。



☆    ☆☆    ☆☆    ☆☆    ☆                    ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆                      ☆☆    ☆☆    ☆☆    ☆☆