あなたを叱った。

あなたのことを想っているからよ。なんて言ってみたけれど、

私の思った通りに動いてくれなくて、思い通りにしたくて

ヘラヘラしている姿に心がついていかなくて


あんなにあなたを愛していたのに。

あんなにあなたの見る世界が好きだったのに。

あんなにあなたの成長が嬉しくてたまらなくて

あなたがこれ以上大きくなって私から離れていく日が来ないで。って願っていたのに


気づけばあなたに声を荒げて、あなたを理不尽に傷つけて

静かになった寝室であなたの寝顔に涙する。


私はダメだ。って毎日責めている。


まま、こんな弱くてごめんね。あなたを傷つけてごめんね。

それなのにあなたは「ママ、大丈夫?」って言ってくれる。

涙を流せば「ママ、涙出てる。ティッシュ」って言って拭いてくれて

不調で寝込めば「ママ、痛いの?よしよし」って小さな手で撫でてくれて

泣いて私を求めていたあなたはもうこんなにも話せて、こんなにも優しさが溢れる子になっていて

あと何回、あなたは「ママ」って読んでくれるんだろう。

あと何回、あなたは「大好き」って言ってくれるんだろう。

あと何回、私はあなたの涙を見て、あなたの笑顔がみられるんだろう。


いつか私の背なんて超えて

たくさんの人に囲まれて

私の優先順位がどんどん下がっていくんだろう。

それでいいの。あなたはあなたの人生を歩いてほしい。


あなたの顔を真剣に見つめた時、涙が溢れた。

私はいつからこの子の顔をしっかり見てなかったんだろう。

このこの手を握っていなかったんだろう。

私はなんで貴重な時間を

あなたの心を無視して過ごしてしまったんだろう。


きっと生きていればまた自分がしんどくてあなたに起こってしまう日が在るかもしれない。

そんな時はすぐに素直に謝ろう。


それから毎日1分でもいいから


あなたの顔を見て、あなたの手に触れて、あなたの言葉を聞いていきたい。


そしてたくさん伝えたい。


ママはあなたのことが世界で一番大好きで

あなたの笑った顔も、泣いた顔も、怒った顔も全部大好きで

あなたのすべてが大好きで

いつかママがいなくなってもママはずっとあなたのことが大好きって。