念願だったGTシンフォニック・コンサートへ。


大河テーマ曲プログラム(16曲)

作品名横に*1つと**2つのマークが付いているのは演奏ゲストが出演する印です。



ステージ

通常の明るさではモニターが白色にしか映らないので、スマホの明るさを調整して撮影しました。(演奏時間の撮影は禁止です。)

指揮台の右側にあるのは電子楽器オンド・アルトノです。


オープニングは《天地人》

演奏と共にステージ中央のモニターにテーマ曲の作品名と放送年が最初に流れ、NHKから提供された主役やヒロインの画像が映し出されます。

指揮者の下野竜也さんから
「妻夫木聡さん、カッコいいですね。」
の挨拶から始まりました。

プログラム演奏は放送順ですが、オープニングには《天地人》が相応しいと選曲されたそうです。


下野さんのから《赤穂浪士》をご覧になっていた方と客席に伺うと僅かですが手を挙げられた方がいました。

「僕、生まれていないんですよ。」
と下野さんのコメントに客席は笑いが飛び交っていました。

因みに私も生まれていません。


大河ドラマは現在放送中を含めて63作品あり、全部を演奏すると4時間以上は掛かるそうです。

1つのテーマ曲の演奏時間はおよそ2分30秒から40秒で、テレビでは作曲家の名前が毎回放送されるから知名度が上がるそうで、作曲家なら担当したいと笑いながら下野さんの本音に楽団員も客席も爆笑でした。


ゲストに池辺晋一郎さんが客席からステージに上がられました。

池辺晋一郎さんは大河テーマ曲を5回も作曲された方で、下野さんから
「第九をベートーベンの前で演奏するようなもので、物凄く緊張しております。」
と池辺さんが客席に戻り、《黄金の日々》を演奏されました。


《独眼竜政宗》も池辺晋一郎さんの作曲で、この曲にはオンド・アルトノが使用され、当時テーマ曲で演奏された原田節さんがゲスト登場され、楽器の説明など盛り込んでの話をしてくれました。


2幕は《武田信玄》から始まり、下野さんは 2000年代になってフルオーケストラで交響曲の作曲になり、2分30秒の中に壮大なテーマを持った曲になってきたと話をされました。


《真田丸》では🎻ヴァイオリン演奏者の三浦文彰さんがゲスト登場され、🎻ソロバイオリンのオープニング曲の演奏に携わった話されました。

当時23歳で《真田丸》オープニング  ソロヴァイオリンを演奏したことで、その後のコンサートで《真田丸》をリクエストされる話もありました。

大河は作曲家だけではなく、演奏に携わった演奏家にも影響力があるのだとテーマ曲の偉大さに感動しました。


近年の大河の作曲家は日本人に留まらず世界の作曲家も携わることもあり、これからのどんな大河テーマ曲が生み出されるのか楽しみです。

プログラムオオトリ演奏は《どうする家康》で松本潤さんや有村架純さんがモニターに映し出されました。


これで演奏は終わりかと思っていましたが、カーテンコールに《西郷どん》が演奏されると下野さんから発表されると客席は歓喜爆笑笑い爆笑笑いと拍手喝采拍手拍手拍手拍手で大盛り上がり!!


《どうする家康》で帰られた観客もいましたが、こんなサプライズがあったのは感無量でした。


9月にGTシンフォニック・コンサートがありますが、内容はミュージカル曲とディズニー曲です。

《キャンディード》から「着飾ってきらびやかに」が演奏されるので行きたいですが、イングリッシュハンドベルの夏のコンサートと同日なのは残念です。ニヤリ