昼食後、歯磨きをするため個室の備え付けられた洗面所で歯磨きをしようと、洗面所に置かれた椅子に座り、歯磨き粉をつけた歯ブラシを持っているところへ副師長さんが病室へ来られ、
「ミノコさん、相談なのですが、体調が悪くなった患者さんがいて個室で看護が必要で、今、個室にいる患者さんで動けるのはミノコさんなので、大部屋へ移動してもらえないかの相談で…」
「ぜんぜん、大丈夫ですよ。歩けるようになれましたし、今の目標は大部屋へ移ることで、来週あたりに実現すればと言っていたので、はい、大丈夫ですよ。」
「ありがとうございます。今からでも大丈夫ですか?」
おっ、急だね。
入院患者さんはいつ、具合が悪くなるかわからないし、私、ゆっくりだけど動ける(歩ける)し…
退院がゴールだけど目標にするには遠いので、《今の目標は大部屋へ移ること》をあげていて、担当医や看護師に話していたからでしょう。
「今から(大部屋)移るのでも大丈夫ですか。」
に、承諾しました。
酸素を吸っているので窓側を希望すると、移動先の大部屋で明日退院される患者が窓側で、退院するまで一時、廊下側になることを承諾しました。
歯磨きはしても良いか尋ねると、ベッドやテレビ台、ロッカーの荷物を纏めたりするのは看護師と看護助手で行うので、ゆっくり歯磨きをしても大丈夫だと言われました。
私が歯磨き中、テキパキと動く看護師と看護助手さん達。
ガランとした個室となり看護助手ひとりが床清掃を始めると、私の歯磨きも終わり、看護師に付き添われて大部屋へ移動。
看護師Mさん(この日、昼間担当看護師でした)が運び出した荷物をロッカーへ収納してくれました。
荷物整理が整い、午後のウトウトする時間もなく理学療法士が見えて
「急に部屋移動されたと伺って…」
と、リハビリ開始になりました。
この日は左腕に入っている中心静脈カテーテルを感染症予防のために右腕へ入れ替え予定で、午後3時にカテ室へ行く予定のため、リハビリは1時間早い午後2時からの開始。
リハビリメニューをこなし、歩行は前日より長い距離を歩き病棟廊下を1往復しました私、やったね!!
理学療法士から主治医へ相談して、リハビリ室での筋力アップのリハビリメニューを行えるように進めていきたいそうです。
長文になるので中心静脈カテーテル入れ替えの話は次回にします。