ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』を観劇してきました。


実はこの作品を2015年公演を観劇予定でしたが、肺高血圧症と診断されて入院中で観劇できなかったので、次回公演を楽しみにしていた作品です。
(『ラ・マンチャの男』と同じです。)


ミュージカル繋がりのブロ友さん達が観劇の内容をそれはそれは詳しく書いてくださるので(ブロ友さん、ありがとう!!パーびっくり)観劇日が楽しみでした。

帝国劇場前



キャスト
クロックク伯爵(吸血鬼伯爵):山口祐一郎
アブロンシウス教授:(吸血鬼研者):石川禅
サラ(宿屋の亭主シャガールの娘):神田沙也加/★桜井玲香
アルフレート(教授の助手): 相葉裕樹/★東啓介
シャガール(宿屋の亭主  サラの父親) :コング桑田
レベッカ(シャガールの妻  サラの母親):阿知波悟美
マグダ:宿屋の女中  シャガールの妻  大塚千弘
ヘルベルト:クロロック伯爵の息子・ゲイ  植原卓也
クールル:クロロック伯爵に使えるせむし男  駒田一
ヴァンパイア・ダンサー 森山開次/★佐藤洋介

ヴァンパイアシンガーズ麻田キョウヤ  川島大典  ダンドイ舞莉花  ラリソン彩華
ヴァンパイア・ダンサーズ五十嵐耕司  加賀谷真聡  酒井航  鈴木凌平  齋藤恕茉  杉原由梨乃  花岡麻里名  松島蘭  渡邉春菜
アンサンブル榎本成志  加藤貴彦  さけもとあきら  武内耕  田中秀哉  徳永悠二  堀江慎也  山名孝幸  天野朋子  今込楓  岩崎亜紀子  樺島麻美  島田彩  吉田玲菜

ストーリー(公式より)
ヴァンパイア研究に生涯を捧げるアブロンシウス教授と若き助手アルフレートは、雪深いトランシルバニアの山に迷いこむ。身も凍る吹雪に見舞われながら何とか宿屋にたどり着くが、そこは「ガーリック、ガーリック」と歌う怪しい村人たちのたまり場であった。不振な村人たちの様子を見て、教授はヴァンパイアの存在を確信する。そんな教授をよそにアルフレートはお風呂が大好きな宿屋の娘サラに恋をする。しかしサラはお城に住むクロロック伯爵のからの舞踏会の招待を夢みていた。夜も更ける中、入浴中サラの元に悠然と現れるクロロック伯爵サラは伯爵の誘惑に抗えずアルフレートの前から姿を消してしまう…。
不器用にサラ想うアルフレート。研究一筋、理性を信奉する教授。身を焦がす激しい恋を求めるサラ。この世のすべてを見通しサラの血を求めるクロロック伯爵。それぞれが自らの欲望に突き動かされる時、ヴァンパイアと人間の存亡をかけた運命の戦いが始まる…。


劇場スタッフの若手男性スタッフは黒マントを身に付けていました。
雰囲気重視ならアイロンはかけようよ。えー

クロロック伯爵
🦇リー君がお出迎え

アブロンシウス教授
レベッカ&シャガール&マグダ
アルフレート(Wキャスト)
クコール&ヘルベルト
サラ(Wキャスト)

簡単沙也加ちゃん&相葉裕樹くん&森山開次さん
の回だけを観劇予定だったけれど、訳あって交換した15日マチネは桜井玲香ちゃん&東啓介くん&佐藤洋介さんの組み合わせで観劇することになりました。

東くんが高身長だから玲香ちゃんはさらに可愛く見えました。
アイドルの歌い方は全くなくて、相当な努力をされたのだと思いました。
小さい体で歌い上げ、ミュージカルの作品に出演してほしいです。


東くん高身長だから、宿屋の出入口は結構屈んで潜り抜けて大変そう。
2年前の『スカーレットピンパーネル』出演が決まってからコールユーブンゲンで相当な努力されたそうで、「サラへ」は音程も伸びも良く良かったです。
まだ、ノビシロのある俳優だと思います。今後の活躍も楽しみです。

禅さん演じるアブロンシウス教授から
「(腰より小さく示して)出会った時はこんな小さかったのに、ワシを越えおって。2メートルあるのか?」
って笑える。

久々に良い役の禅さんに嬉しいけれど、メイクで本当に誰だかわかんない。えーんアセアセアセアセ
『ノーサイドゲーム』の禅さんをどうぞ。


クロロック伯爵登場は静かに1階客席通路を歩いてステージへ上がり、黒マントが似合うのはミュージカル俳優では祐様をおいていないと思いました。

衣装替えも紫ラメを使用したキラキラした衣装もお似合いでした。


以前の演出のクロロック伯爵が何故吸血鬼になり、サラを求めるのかが、丁寧に描かれてたのが見応えがあって良かったです。

お城の毒々しくなくで綺麗だったし、お城のバスタブは普通で、以前の特別仕様のバスタブはサラの入浴シーンを際立たせていたと思います。

今の演出に慣れればこれで良い作品に感じるのだろうね。


お風呂場でのアルフレートヘルベルトが絡むシーンは何か普通に感じました。

吉野圭吾さんヘルベルトは衣装をはだけていて(危ないギリギリの演出)、動きはクネクネとした滑らかさがあって喋り方も色気を感じて、ヘルベルトのゲイの印象が強くて、植原くんヘルベルトはゲイらしさは感じませんでした。(喋りの捉え方の違いですね。)


初演からサラを演じていた千弘ちゃんが役替えのマグダで出演も楽しみて、色っぽいマグダでした。
ヴァンパイアメイクで踊る千弘ちゃんも色っぽいんですよね。


休憩前の恒例の「クコール劇場」
定番のステージの紙吹雪をモップでお掃除中の一さん

静かに「クコちゃん」「クコール」と声が掛かりますが、以外と静かな客席。
「今日のお客様はお上品な方が多いのかな?」
に客席笑いが起きます。
母から手紙が来たシチュエーションで、読み始めると🎻バイオリンで「🎵かあさんの歌」のメロディーが流れだし、オケピを覗き込み🎻バイオリンスタッフへ丁寧にお礼を伝える律儀な一さんです。

手紙の内容は兎に角笑える内容で「バカ息子は相変わらずバカですか?」に客席大爆笑爆笑でした。
退場は拍手喝采拍手拍手拍手拍手拍手でした。

次回のクコール劇場も楽しみです。

休憩中はトイレ巡り。
ピントが合いませんでした。(次回取り直します。)

時間表はニンニクやリー君(🦇コウモリ)が飾られていました。

カーテンコールはヘルベルト植原くんが客席に振り付けレクチャーをしてくれました。

跳び跳ねることはなく、上半身を動かすだけなので私でも参加できました。

注意振り付けを知りたい方は『ダンス オブ ヴァンパイア』の公式にキャストが踊っている映像がありますので、ご覧になってください。


赤いハンカチを持って踊り、盛り上がった楽しい観劇でした。

余韻に浸る暇もなく、夜のお楽しみの場所へ移動しました。

夜のお楽しみは次回に書きます。