カリソメノカタビラ~奇説デオン・ド・ボーモン~』9月18日(水)19:00公演を観劇しました。


観劇してから数日後が経過してその間にいろいろあって、ガーンテンション低めで(次のブログで報告します)観劇ブログを書かないとはわかっていても、立ち回りが悪くて気持ちを奮い起こせずえーん…今に至りました。


では、ミュージカル観劇ブログです。


Cast
水夏希 デオン・ド・ボーモン
溝口琢矢 ジュゼッペ
笠松はる 
ポンパドゥール夫人/マリー・アントワネット
植本純米
 = ルイ15世/ルイ16世/デュ・バリー夫人/ロシア女帝エリザベータ
坂元健児=ボーマルシェ

演奏    安齋麗奈

脚本・演出    荻田浩一
音楽    斉藤恒芳


夜の浅草九劇。
ディスプレイにはチラシ4枚が飾られていて、当日券の案内とキョロキョロお知らせ。
お知らせは「大変申し訳ありませんが会場内のお手洗いは使用できません。」しかも「再入場できません。」って…チュー

半券で確認できるのでは!?
と、大手の劇場は場外お手洗いを利用した場合は半券チケットで再入場できるのに、劇場に寄っては致し方無いのかな。

今回は上演時間105分の休憩なしで以前の私なら地獄の観劇時間でした。

休憩なしの場合でも、エポプロステノールACTのお腸問題の副作用がなくなるのは助かりますね。


開幕して直ぐに観劇した坂元健児ファンクラブ
の友人がお手洗い情報をいただきました。


もうひとつ浅草の楽しみはパーラーゴトーでしたが夕方ですでに閉店していたのでパフェフルーツパフェはぐすん諦めて、その隣のコンビニでコーヒーカフェラテとぶどうシャインマスカットを購入してイートインで食したあと、コンビニのお手洗いをお借りしました。


浅草九劇はビルの2階にあり、中へ入るには急な階段を上がらなければなりません。

階段の片側だけに設置されている手摺は小雨で濡れていて、仕方がなく掴まりながら急な階段を2~3段登ってはひと休みしながら上がり、上がったスペースでチケットもぎりでした。


もともと狭いフロアで、改装中とあって寛ぐ場所もなく、トートバッグ付きプログラムを購入して座席へ。


会場の1か所の角が小上がりのステージになっていて天井にはカーテンレールがあり、薄いカーテン(緞帳)が下げられていて、両端には装飾柱が設置されていて、柱を象徴するかのように青の照明で照らされていました。

そのステージを取り囲むように正面の座席と左右の座席の三方向から観劇する形で、座席の場所に寄って見方は全く異なるでしょう。


浅草九劇の椅子はスタッキングチェアで、前後の椅子の間は狭く観客は自分の座席へ辿り着くため横歩き(🦀カニ歩き)しますが、軽いスタッキングチェアは意図も簡単に動いてしまうので、観客は動かしてしまった椅子を直しながら、またはスタッフが定位置へ直し、あちらこちらで椅子が動き、そして直す音が響いていました。


プログラムの中身を読み始めると、場内の明かりは少し落とされていてプログラムの文字が小さい過ぎるのと、老眼が始まった私の目にはピントが合わず読み終えるのは…かなりキツかったです…チーン


上演時間になり場内の明かりが落とされ、入口から登場されたのは健ちゃん

健ちゃんを見上げる形にキャ〰️爆笑ラブラブラブラブグリーンハーツ

カッコいい~!!ラブラブラブラブラブグリーンハーツブルーハーツイエローハーツ

ストーリーテラー役を担っているボーマルシェ役の健ちゃんの状況説明がないと話の展開に付いていかれません。

他のキャストは場面ごとの衣装チェンジや役柄チェンジでステージ奥へ捌けますが、健ちゃん
は場面転換で捌けることはありますが、ストーリーテラーなので出突っ張りです。

ストーリーテラーで台詞は多いし、良く歌うし、客いじりして面白いです。
ステージも笑顔も十分楽しめるので惚れ惚れ〰️です。ラブ


ジュゼッペ役の溝口くんは舞台ではお初ですが、テレビドラマでは拝見しました。

ミュージカル俳優石川禅さん笹本玲奈ちゃん
凰稀かなめさんが出演された『ノーサイド・ゲーム』の滝川常務の若き大学生役で出演していました。

あの出演者の中で若手の溝口琢矢くんは軽い感じから時代の流れに風格を培ったジュゼッペを生きていました。

これからが楽しみな俳優です。


植本純米さんは初めて拝見します。

芝居に関してマルチの方とは存じて上げていましたが、男女4役を見事に演じられて観客を引き付け、この物語の裏の主役!?と思いました。

ルイ15世の威厳とルイ16世ののほほ~んとした雰囲気、女性役の妖艶と奇々怪々の2人を演じられてブラボーでした。

笠松はるちゃんとの役柄に合わせた2人のラブラブハートグリーンハーツハートなやり取りは正に見事にバカップルでした。(褒め言葉です。)


笠松はるちゃんは元〇〇四季(劇団名バレバレですね爆笑)で美声の持ち主で、最近では『シークレット・ガーデン』で拝見しました。

はるちゃんは役柄に合わせて立ち振舞いを怪しく!可愛らしく!演じ分けて、これはミュージカルではなくてオペラか!?と勘違いするほどアリアを歌い上げて、水さんデモン)がお見事!!拍手拍手する場面もあって客席からも拍手喝采でした。拍手拍手拍手拍手拍手


水さんは元宝塚歌劇団トップスターで、デモン
を演じられての男性の立ち振舞い、ドレス着用では女性の立ち振舞いと、声色のイントネーションを変えていました。


座席数100人で贅沢な出演者と至近距離で展開される物語に魅了されました!!

所々に音譜音譜あのメロディーが使われている!!
この音譜音譜メロディーも使われている!!爆笑

テレビアニメ『ベルサイユのばら』をご存知ならオープニング曲を聴いたことがある方もいるでしょう。

正にこの演目に相応しい!!と感じ取った観客もおられたことでしょう。

歌詞は書き替えられていますが健ちゃんがあのメロディーに合わせて歌うからまたまた面白かったです。


終演後DVDの予約をしました。
来年1月に販売なので冬の楽しみが出来ました。


夜の雷門。
小雨でもけっこうな人がいる。

海外観光客も多かったです。


唯一の心残りは浅草九劇の隣のパーラーゴトーは夕方には閉店していて、ぶどうフルーツ盛り沢山りんごパフェパフェが食べられなかったこと。

健ちゃん、また浅草九劇の作品に出演お願いします。ウインク