平成最後の観劇は『銀河鉄道999    さよならメーテル~僕の永遠』です。
今月3回目の明治座です。ニヤリ

原作総監修    松本零士

星野鉄郎    中川晃教
クィーン・エメラルダス    凰稀かなめ
機械伯爵    前山剛久
リューズ    矢沢洋子
メーテル (Wキャスト)木下晴香伊波杏樹
クレア    美山加恋
車掌    お宮の松
ドクターバン(声)    塚原大助
プロメシューム    松下由樹
キャプテン・ハーロック    平方元基


出演者の幟旗を撮影しようと風向きに注意して撮影しようとしても上手く撮影できない。

良く良く見ると、アッキーかなめさんの幟は上辺の旗竿が絡み合っていました。ショボーン
「竿が絡んでいてかなめさんの幟が~。」
と、ひとり言を言っていたら、
ふたり連れの女性から
『本当ですよね。あれでは稀かなめさんですよね。』
と声を掛けられました。

あの日観劇された方々はかなめさんの幟のお名前が見られないのは悲しいかったに違いありません。えーん

ラウンジのフロアには巨大な記念パネルが鎮座していました。

会場は舞台の緞帳が上がっていて、舞台には星空が瞬き、トチローの墓に帽子がありました。

今回はトチローが亡くなった所から始まるのかと思いました。

前回と違って、セットに力を入れた作品になっているに違いないと確信しました。


冒頭はキャプテン・ハーロック役の元基くんが颯爽と現れ、歌い上げました。

今回、アルカディア号の艦内で乗組員とのシーンもあり、惑星メーテルでの闘いのシーンもあり、キャプテン・ハーロックの見せ場もあって、元基くんのかっこよさを堪能できました。


その冒頭ではキャプテン・ハーロックが見つめる中、プロメシュームと少女頃のエメラルダスが登場してふたりが訣別するシーンが展開されました。

松下由樹さんは急遽代役として出演が決まり、プロメシュームのイメージがなかったのですが、声のトーンといい、物静かに歩くプロメシュームの凄みがありました。


エメラルダスクィーン・エメラルダスになり、決闘によって顔の傷ができるシーンもありした。

クィーン・エメラルダス号に乗船して☠️ドクロのマークの椅子に腰をおろし、脚を組むシーンは客席から拍手喝采が起こりました。拍手拍手

流石かなめさん!!

立ち振舞いかっこいいです!!ラブ


メーテル役の晴香ちゃんはオーラがあり、メーテルの心の奥底の悩みを上手く演じていました。
プロメシュームから鉄郎を守るシーンでは冷静なメーテルでありませんでした。

プロメシュームクィーン・エメラルダスの手によって亡くなると、プロメシュームの亡骸に寄り添うメーテルの姿に母親を慕う気持ちを感じました。


鉄郎役のアッキーは良く動くしソロはあるし、クレアとのほのぼのとしたシーンは微笑ましい。

惑星メーテルに終着する前の食事のシーンではワイングラスに注がれたワイン(実際はブトウジュースでしょうか?)を飲み干す姿は、闘いによって死を覚悟していたのではないかの心の決意を感じました。

クレアがガラスの破片になってしまうと、大切な人を失った哀しみの姿に切なくなりました。


その鉄郎に力を貸そうとキャプテン・ハーロッククィーン・エメラルダスのふたりは闘いに挑む姿は本当にかっこいいです。


今回はキャプテン・ハーロッククィーンエメラルダスのふたりのストーリーも盛り込まれていて見応え充分でした。


今回セットも照明も凝っていて、冒頭には999の全貌が現れて物語が始まるとワクワクしました。

車内には鉄郎メーテル以外の乗客もいて、いろんな人が旅を続けている様子が伺えました。


クライマックスで999が地球に戻って来ると、鉄郎メーテルの別れが訪れて、メーテル鉄郎にキスして呆然とする鉄郎。

メーテルは999に乗客して旅を続けます。

去っていく999に向かって

メーテル〰️〰️

と、絶叫する鉄郎です。

アッキーが少年鉄郎にしか見えませんでした。


今回の『銀河鉄道999』は作品として良かったです。


この日のアフタートークショーの登壇者のお知らせが劇場内に貼り出されていました。
公式サイトではMCはアッキーとお知らせされていました。

アッキーかなめさん前山さん晴香ちゃんが登壇されました。

トークも和気あいあいとしたトークで、アッキーかなめさんが同級生の話などふたりのトークがほのぼのしていました。

アッキーはスラリと椅子から伸びたかなめさんの脚を見て「脚、長っ!!」と第一発生。

会場から笑いが起こりました。

アッキーからいろいろ質問された中で、見てほしい場面で、かなめさん
「クィーン・エメラルダス号に乗って椅子に座ると、客席から拍手が来るところ。」
と、答えていました。

(拍手が沸き起こらない訳がない場面です。)

かなめさんは舞台中は誰も話し掛けてくれないので、カーテンコールを舞台袖で待っている間、機械伯爵前山さんとお喋りしていると話していました。

アッキーから
「だって、オーラが凄いんだもん。」
と、かなめさんの凄さをアピールしていました。

そんなかなめさん晴香ちゃんが話しているのを見つめては「かわいい」を連発していました。


アッキーから晴香ちゃんには
「空飛ぶ絨毯には乗らないの?」
と、質問を投げ掛けられました。

晴香ちゃんが戸惑っていると客席から拍手が起こりました。

晴香ちゃんジャスミン姿で空飛ぶ絨毯でジーニーホールニューワールドを歌っていることを知っている観客が多いのですね。


トークショーは予定時間を越えていましたが,、MCアッキーは饒舌多弁でした。

キャストの皆さん、千秋楽まで怪我なく演じて下さい。


平成最後の観劇はこれで終わりですが令和になって初観劇する演目は何でしょうか??

楽しみです。