ミュージカル俳優さんのライブのために、東京国際フォーラムへ行きました。

上の階へ向かう上りエスカレーターで移動しながら途中の階で車椅子多目的トイレ(たぶん4階あたり!?)へ入りました。

トイレを出ると偶然に友人と会い、同じ6階だったので、また上りエスカレーターに乗り向かいました。


1st Stageが終わり休憩になり、トイレへ行こうにも下りのエスカレーターは見当たらないので、人に押されないように、転がり落ちないように気を付けて、ゆっくり階段を降りてひとつ下の階へ。

🚺女性トイレと🚺臨時女性トイレ(男性トイレ)も、ものすごい行列でした。

車椅子多目的トイレが見当たらず、エスカレーターでトイレ誘導している係員に多目的トイレの場所を尋ねると、係員から返ってきた言葉は…びっくり


「多目的トイレの場所はわかりません。」


貴女、今、観客にトイレ誘導してますよね?

それなのに多目的トイレの場所はわからないと説明する係員なんておかしいでしょう?

「貴女、係員でしょう。

と、伝えると、

「わかる者に聞いてきます。」

とだけ、言い残して去って行きました。

2分ほど待っていると、先程の係員が戻ってきて、別の係員に私の対処をお願いしているようでした。

「お待たせ致しました。」と、その係員の挨拶を受けました。

私は内部障害者で車椅子多目的トイレを利用したいことを伝えると、車椅子多目的トイレは2階にあると教えてくれ、下りのエスカレーターはないので、エレベーターは通路の奥にある事も教えてくれました。

その通路の行列の波をかき分けて、エレベーターへたどり着きました。

2階へ降り、その階の🚺女性トイレと🚺臨時女性トイレも行列でした。

車椅子多目的トイレは🚺女性トイレと🚺臨時女性用トイレ通路の角を入った所のそれぞれ1ヵ所ありました。

行列の女性の一人が車椅子多目的トイレに
「入ってもいいかしらね?」と周囲の方々(知り合いではないらしい)に話しかけている所でした。

「すみません。私が入ってもいいですか?」
と、声をかけると私の鞄のヘルプマークとハートプラスマークに気付かれたようで譲って頂けました。

終演後も同じ車椅子多目的トイレに寄ってから、出口で友人達と合流しました。


最初に対応して頂いた係員は、会場の説明ができないのでは、緊急時の観客を誘導できないのは利用者として困るのではないかと思い、翌日、東京国際フォーラムへメールしました。

東京国際フォーラム広報部からの返事は、


ミノコ様

この度は貴重なご意見をお寄せ頂きましてありがとうございました。

今回のホールAコンサートの誘導スタッフは主催者側の持込みでした。
対応のばらつきとならないよう、主催者側との打合せを綿密に行うよう一層努めてまいります。
ミノコ様のご指摘は、担当者を通じて責任を持って主催者側に伝えさせて頂きます。

お忙しい中をわざわざお知らせいただきまして感謝申し上げます。
今後とも、東京国際フォーラムをどうぞ宜しくお願い致します。

東京国際フォーラム   広報部


と、返信がきました。

主催者側の持込みスタッフだったのかと、初めて知りました。

ライブの観客利用者としては、東京国際フォーラムのスタッフなのか、主催者側の持込みスタッフだとはわかりません。

誘導スタッフは持込みスタッフであろうと、誘導している会場の説明を求められた時は、基本的な会場の説明をできるように図るべきなのではないのでしょうか?

今回のことで、いろいろ勉強させて頂きました。

なので、記録のためにブログに書いておくことにしました。