開演したとばかりと思っていたのに、もう、千秋楽だとは悲しいガックリ汗

悲しいが、嬉しい事も…おねがい

浅草九劇のお隣のへ入ってみたいと思っていたのですが、前回の観劇では土曜日とあって順番待ちの行列で諦めました。

で、今回は平日!

お昼時間を狙ってみました。

午後12時45分音符

狙いバッチリでした。口笛

待つ事もなく店内へ。

おすすめパフェのメニューの中から
悩んで…、悩んで…、選んだのはこれチョキ


ラブラブラブラブブルーハーツ13種のぶどうパフェブルーハーツイエローハーツグリーンハーツ

ぶどうが3段に盛り付けられている、今の季節しか食べられないパフェです。

いやぁ~、13種類のぶどうそれぞれ個性があって美味しく、黒ぶどうのアイスは薫りも味も良くてそのまま食べても、バニラアイスと混ぜ合わせて食べても美味しかったです。

幸せのパフェで、心も胃袋も大満足で浅草九劇へ向かうと…坂元健児ファンクラブYさんが劇場前にいて、満面の笑みで出迎えてくれました。

他の坂元健児ファンクラブの友人にお会いして同窓会のようでした。

良くお見掛けして言葉を交わす方から
「ブログ読んでます。」
と、言葉を掛けて頂きました。
嬉しいですね。


浅草九劇は円形舞台で、今回「フェイス」の演出では舞台は中央で、四方(東西南北)が客席で、客席は雛壇になっていました。

舞台のふたりにとって、何処も正面という感じです。

観客も四方の何処の座席になっても正面であるという演出は良いですね。

しかも、坂元健児さん伊東裕一さんおふたりが手の届く所でお芝居を繰り広げておられています。

最前列で観劇していると、おふたりの白熱する演技と息遣いが感じられて、自分自信が呼吸をするのも忘れてしまいそうです。

窒息死しそうでした。てへぺろ

しかし、後方席では問題もあるカナヘイ!?

私が3列目の座席に座った時、舞台の床での激闘シーンや倒れ込むシーンはおふたりの姿が全く見えなくなるという難点がありました。

また、雛壇通路での激闘シーンも座席の場所に寄っては一部の人しか見えていないという見切れでした。

これはちょっと問題がありますね。チュー


ストーリーは精神保険指定医(以下、精神科医と呼びます)と元・患者だったふたりが9年間振りの再会から始まります。

9年間の間、手紙のやり取りだけで一度も会うことなく、ふたりが再会した事で繰り広げられる出来事が凄いのです。

伊東裕一さん演じる瀬尾一樹は過去犯した出来事で、坂元健児さん演じる精神科医小和田悟志と出会い、ふたりはその後の絆を大切にしていました。

一樹は生まれてから、母親とその母親と付き合う男性達から酷い目にあい、屈折させられて青年期を迎えて、自分自信では知らないうちに非道残虐な行動を起こすのですが、一樹自身は覚えがないのです。

その一樹を担当したのが精神科医の小和田でした。

小和田の妻が何者かに拉致され、手掛かりを求めて一樹の元へ訪れます。

一樹の協力を得て、一樹の中にいる閉じ込められた人物を呼び起こすのですが、呼び起こされた人物は3人いました。

呼び起こされた3人と小和田との繰り広げられる、笑いあり、激闘シーンありの掛け合いが凄いです。

そして、小和田自身の中にも知らない屈折させられ隠された人物がいて現れます。

小和田の隠された人物こそ、小和田の妻を拉致して枯れた井戸に監禁した人物なのです。

激闘シーンの後、ふたりは気絶して倒れ込みます。
翌朝、一人で目覚めた小和田は警察からの連絡で、井戸の中の妻が無事発見されて病院へ搬送されたと知ります。

拉致した犯人が自首して来て、井戸の場所を吐き、捜査して発見したというのです。

一樹は自首後、倒れ込み救急搬送されるのですが、末期ガンで亡くなったと知らされます。

亡くなった一樹小和田を見つめ続け、
小和田一樹からの手紙を読みながら、ストーリーは終結しました。

千秋楽とあって、おふたりのご挨拶がありました。

何処を向いて話していいのか…

と、四方を向いて挨拶して下さいました。


私にも、6年前にお世話になった方がいて、今は手紙のやり取りをしています。

一樹の気持ちと想いはわかります。

今は難病という完治しない病気になって、2年前に危篤な時を経て、今は生きています。

作・演出の西村英行さんはプログラムの『フェイス』上演に寄せての中で、

「生きているって素敵だ…」

のメッセージの言葉が印象に残りました。

普通の毎日に生きているって素敵だと思えるからかな~キラキラキラキラ
チラシ掲示からポスターに変更になっていたので、記念にYさんに撮影して頂きました。

悲しい出来事は望んではいないのに起きてしまうけれど、もがいた先に見える景色は違って見えます。

生きているって素敵だって思います。

悲しい事に押し潰されないように生きなくてはいけませんね。

坂元さん、次の舞台楽しみに待ってます。

って、来月は凄く楽しみな舞台がありますね。ニコニコ