【あらすじ】
とある同窓会、同じ10分間の繰り返しから抜け出せなくなった聖子は、この不条理なタイムリープから必死に脱出しようと試みるが・・・。
つのる苛立ち。つづく無理解。
なぜかエスカレートするムダ話・・・。
たった10分で何ができる!?
「せやからホンマに繰り返してんねんて!」
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満員御礼!ほんまに人がすごかったです!
再再再演なんですって!
これだけ聞いてもめちゃくちゃ愛されてる作品なんやなぁと思いますね!
聖子だけが同じ10分間をひたすら繰り返すんです。客席も同じように味わうので、途中は飽きてきたりするんですけど、石川が登場した辺りからまたガっと変わっていくんですよね。
聖子だけが繰り返していることに気づいてるので、同じ10分間でも全く違うんですけど、前半はただただ爆笑ですね(笑)
聖子が春親から誕生日プレゼントもらうときとか(笑)
春親が手嶋に店の場所を伝える時とか。
ただこれは後半にかけて、なるほどなってなる部分でもあります!!
中野劇団さんの本公演はこれで2回目。
あとは30GPで見たくらいなんですけど、ほんまに爆笑(笑)
笑い疲れします(笑)
ただ、全てが笑いで終わるだけじゃないってところもいいんです!
同じ10分間を繰り返していく中で、このタイムリープから抜け出す糸口が見つかっていくんですが、驚きの連続やしハッとさせられるんです。
たった10分間の間で、聖子があの手この手を変えて行くたびに、登場人物が増えたり、セリフが変わったり、あれをしたらこうはならなかったっていう展開なんかも、めっちゃおもしろかったです!
構成がめちゃくちゃ良いと思いますね!
今回アフタートークイベントが初日に限りあったんですが、ゲストがヨーロッパ企画の上田誠さん。
かなり貴重な話を聞かせてもらいました!
あと、Twitterで河口仁さんが苦しんでる様子なんかをツイートされてましたが、そりゃさぞ辛いやろうなって思います(笑)
私らは観てるだけでいいですけど、やる方にとったらたまったもんじゃないでしょうね(笑)
今回初めてこの作品を観たので、初演とか再演とかと比べることはできないのですが、繰り返される回数が増えたり、登場人物が増えたりしているとトークイベントでもおっしゃっていたので、過去に観たことがある方はそんなところも楽しめるんじゃないのかとも思います。
2時間たっぷり笑わせてもらいました!
これは次の本公演も楽しみで仕方ないです!
笑いだけじゃない、ラストはほっこりさせられる、ほんまに良い作品です!!